2012年5月26日土曜日

京都巡礼の旅~発祥の地を訪ねて~② 「天下一品 総本店」

餃子の王将 四条大宮店で巡礼を済ませた後、市バスの一日乗車券を買って向かった先は一乗寺木ノ本町


四条大宮からバスに乗り四条烏丸岩倉操車場前行きへ乗り換え。


鴨川を渡りバスは東へ。


四条烏丸からおよそ40分。
降り立ったのは京都市街の東端を走る白川通と東西を貫く北大路の交差点、白川通北大路
市街地の北東端にあたります。


目指したのはここでした。
ここが天一ファンメッカにしてお伊勢さんでもある天下一品 総本店


総本店という文字に緊張すら覚えます。


大阪万博が開かれた翌年1971年(昭和46年)、京都で一人の男がラーメンの屋台を引きはじめました。
現在、天下一品グループを率いる木村勉社長、36歳の時。
実は天下一品は元々この辺りで屋台を引いたのが発祥の謂れ。


持ち金3万7千円、拾い集めた廃材を板金職人の友人に組み立ててもらってのゼロからのスタート。
初日の売り上げはたった11杯。
屋台仲間のおじいさんから教わった基本のスープは、どこの屋台でもある醤油味のスープ。

「この味ではわざわざ来てもらえない」

屋台を引きながら、いろんな材料で「これもアカン、あれもアカン」と毎日四苦八苦しながらやっと納得のいく味にたどり着いたのが屋台を引きはじめてから4年目。
天下一品秘伝のこってりスープの誕生です。


天下一品のHPをスマホで読みながらそんな歴史をおさらい。
しかし今や全国に熱烈な天一ファンをもつ企業に成長したのです。
目の前のベッキーもこってりににっこり。


チャーハン揚げなどの人気メニューもありますが、ここは直球勝負。
煮玉子ラーメン大盛
もちろんこってりです。


出て来ました。
厳粛な気持ちで頂きます。


煮玉子はこってりスープの表面張力に浮かんでいます。


薄切りチャーシュー細切りシナチクネギ
創業時の屋台から受け継がれています。


ドロっとしたスープは独特ですが、決してくどいわけではありません。
豚骨魚介系スープが幅をきかせる昨今のラーメン界ですが、天下一品のスープのトロミは実は野菜が煮崩れたもの。


麺に絡まるスープは甘味すら感じます。


本店のスープは他の店よりも少し薄め。


後半は卓上のラーメンタレを少し入れてみました。



「明日もお待ちしてます」
屋台時代の苦労の現れでしょうか。



関連ランキング:ラーメン | 茶山駅一乗寺駅元田中駅

すっかりお腹一杯。
さすがにB級グルメ連食は50過ぎの身体には堪えます。
満腹の胃をこなれさせるため、店を後にして白川通を南へ下り哲学の道銀閣寺へと歩いて向かいました。


いささか食べ過ぎた己への反省を込め、飽くなき食欲への邪念を祓うべくしばし瞑想。



銀閣寺の展望台から遥か京都市街を望み、駆け足の京都巡礼の旅を振り返りました。



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京都巡礼の旅~発祥の地を訪ねて~① 「餃子の王将 四条大宮店」

今日は京都へ。
B級グルメブロガーである以上、何としても訪れなければならない約束の地を目指して阪急電車で四条大宮へ向かいました。


目指したのは餃子の王将 四条大宮店
ここが餃子の王将の一号店です。
2009年(平成21年)9月25日に建て直しリニューアルオープンしました。


誇らしげな1号店の看板。
1967年(昭和42年)12月25日、この地にカウンターだけで開業した餃子の王将
私も学生時代、大学近くや自宅近くの王将で何度お世話になったことか。
今や日本の外食産業を代表する企業の一つに成長しました。
「より美味しく、より安く、スピーディーに」の信条はファーストフードの草分けとも言えます。


暖簾をくぐり店内へ。


一階のカウンターに案内されます。
まずは瓶ビール
そして餃子を一人前。



王将用語と呼ばれる符牒が飛び交う店内は活気に溢れています。
「リャンガーコーテー!ソーハンイー!」
「エンザーキー!テンハン!」
これこれ。
気分が盛り上がるなぁ。


ちょうど私の前では餃子の焼き台がありました。
何度見ても楽しいパフォーマンスです。


柄杓で大量に水を入れて蒸し焼きに。
この豪快さが身上です。



私の餃子が焼けたようです。


卓上の調味料。


宴の準備は整いました。
最強の組み合わせ。



この焦げ色が堪りません。


力強い箸袋のロゴ。


早速頂きます。


餃子の王将はチェーン店とはいえ各店独自の調理法。
唯一餃子の餡と皮だけがセントラルキッチンで作られています。
それ故、店によってメニューも味も異なります。
それが王将ファンには楽しみでもあります。


もう一つの狙い。
それは大好物の天津飯



東京の天津飯の甘酢ケチャップ味など不味くて食べられません。
天津飯といえばこれ。
トロ味のある餡は醤油鶏ガラスープをベースにオイスターソースを隠し味で入れたもの。
東京で天津飯を食べたくなると新橋店によく行きましたがこれほど美味しくはありません。


はフワフワ。


ご飯はみっしり。
餡はトロミがあるので、ご飯がシャバシャバになることはありません。


堪らない!
この旨さ。


もう一つ餃子を食べたいな、と思い両面焼きを頼みました。
裏メニューです。


その名の通り両面を焼く餃子。
左半分をひっくり返してみました。


カリカリとした食感がユニーク。


王将のロゴ、大中小。


大満足で店を後にして表に出ると京都は既に30℃近い暑さ。
さて、これからもう一軒発祥の地を訪ねに。
私の巡礼の旅は続きます。



関連ランキング:餃子 | 四条大宮駅大宮駅二条城前駅


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昼総合点★★★☆☆ 3.2