2015年8月24日月曜日

四国の二大霊峰と讃岐うどんを巡るツーリング㉑ 本場讃岐うどん巡礼⑮「三嶋製麺所」で冷や小生醤油。映画「UDON」のロケ地でもある鄙びた山村の製麺所のうどんは素朴な味わい

今日の5軒目は、先ほどの谷川米穀店から国道438号線を7、8分下った川沿いにある、まんのう町の三嶋製麺所


看板も何もないので、行列が無ければそこが製麺所だとはわかりません。
私も通り過ぎてしまいました。


煙突からは釜の湯を沸かす煙が立ち上っています。
蜩の鳴き声しか聞こえない、なんとものどかな場所。


軒先にバイクを止めて、店内へ。


製麺所らしく、店内はほぼ製麺スペース。
今日の讃岐うどん人気の火付け役と言ってもいい、2006年に公開された映画「UDON」のロケ地としても使われました。
そのお婆さんが、今もお元気でお店に出ています。
製麺を手伝っているのは、お孫さんでしょうか。


メニューも料金表もありません。
私は、お孫さんらしきお兄さんに
「冷たいのか熱いのか、大か、小かです」
と言われ、冷や小を頼みました。
140円。


映画のシーンそのままに、お婆さんが私に丼を運んでくれました。

撮影・掲載許可済み

 綺麗に撚られた白いうどん。


カウンターの上には各種調味料と生卵。


長いテーブル席が二つ。


なんとも素朴な雰囲気です。


「この麺は生醤油でいこう」
と醤油を少しだけ垂らして啜ります。


この製麺所に相応しい、なんとも素朴な味わい。


しっかりとした小麦の風味。
シンプルで力強い味。
しかし余計な個性はありません。


開け放たれた窓から聞こえる蜩の鳴き声が、うどんの旨さを引き立てます。


この店には生姜は置いていないようです。
赤唐辛子を振ってみました。


ツルリと完食。


もともとうどん好きの私は、映画を見て是非とも讃岐うどん巡りをしたいと思っていました。
もう10年近く前の話です。
当時は東京に住んでいたので、とうてい無理だろうと思っていましたが、大阪転勤を機に、いつかはきっと、と思っていたことが今回こうして実現しました。
思えば、うどん文化の大阪で、
「讃岐うどんは大阪のうどんと違って、太くて固い」
というのは、私も50年前から知っていたことです。
そんな讃岐うどんを、今、こうして、こんな山奥で食べていることに感慨を覚えました。



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三嶋製麺所うどん / まんのう町その他)

昼総合点★★★☆☆ 3.5

 

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