2016年2月5日金曜日

4年の間にすっかり観光地化した築地市場に驚き。場内「やじ満」でシーズン終了前のカキらーめん

久しぶりに築地でランチを食べることにしました。
築地に事務所のある後輩E君と待ち合わせ。
かつて会社が築地にあった時は、よく通ったものですが、最近は家族連れやインバウンド観光客でかなり様変わりしたと聞いています。
場外は、すしざんまいを始めとする新興勢力が幅をきかせ、さながら新世界の後発串カツ店が、観光客を飲み込む様に似ています。


まだまだ先だと思っていた築地市場の豊洲移転もいよいよ今年11月。
この昭和な魚河岸の跡地は、そして「場内」のない「場外」はどうなるのか、気になるところです。


山積みのトロ箱を覗き込む外国人。


早朝の喧騒もとっくに終わり、市場は世間で言えば終業後。


懐かしい場内の店を見て回ります。


以前にも増してものすごい行列が出来ている寿司屋。
テレビでも紹介され、我々サラリーマンのランチタイムのささやかな楽しみは奪われてしまいました。


人が群がれば、新手の商売が生まれ、相場が上がるのは世の常とはいいながら、なんとも残念です。
観光客相手、インバウンド狙いの驚くべき高額のメニュー。
大阪なら1,000円出せば、相当旨い海鮮が食べられます。


もともとは市場で働く人たちの賄が、場内の食堂の役割。
安くて早くて旨いのが身上でしたが、これだけ並んで、高ければ、たとえ旨くても市場の賄とは言えません。


今日はやじ満(やじま)にしました。
場内の中華屋。


狙いは名物のカキらーめん
「そろそろ終わっちゃうかもしれませんから」
というE君のアドバイスに従って、ここにしました。
それにしても、1,200円とは世知辛い。


 そんな築地の現状をE君と嘆いている間に、15分待ちで店内へ。


全体的に価格が上がっています。
消費税増税だけではない、要素があるような気がします。


カキらーめん
実に久しぶりです。


こんなに大きなカキがごろごろと4つ。


一口齧れば、海のミルクを実感。


カキの風味が溶け込んだ、素朴な磯の香りがする塩味のスープ。


麺は小麦の味がする細麺ストレート。
どこかマルタイラーメンを思い出す懐かしさ。
食通のE君に倣って、私も麺固めで。


具はたっぷりのニラとキクラゲ、タマネギ。


食べても減らないカキが嬉しい。


結構なボリュームなので、このあたりで満腹モード。


せっかくの美味しいスープですが、夜の宴会に備えて飲み干すのは我慢しました。


すっかり様変わりした築地市場に衝撃を受けるとともに、11月の移転に向けて、精力的に調査が必要だと実感しました。




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やじ満中華料理 / 築地市場駅築地駅東銀座駅
 
昼総合点★★★☆☆ 3.4


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