Y部長と打合せをしていてお昼を回りました。
二人で出遅れランチ。
「どこ行きたい?ジャンルでもいいけど」
「じゃあ、ガッツリ肉で」
その意向を受けて、私の頭の中には久しぶりに堂島の肉ビルの一階にある仔牛が思い浮かびました。
12時15分を回っていました。
行列は7、8人。
行列嫌いの大阪人が並ぶ、レアな店の一つ。
一回転目のお客さんが立て続けに出たので、10分待ちで入店です。
店内はガッツリの好きな若い男性サラリーマンを中心に賑わっていますが、意外と若いOLさんも来ています。
看板に偽りなしの厚切りタン。
1,000円を切る価格で、このボリューム、この厚さ。
いつも感心します。
ご飯はいつも少な目にしてもらいますが、今日は頼み忘れました。
でも、私もY部長同様、気分はガッツリなのでこれでいいでしょう。
もちろんお代わり自由。
味噌汁はお代わりするつもりです。
たっぷりの千切りキャベツは、野菜に飢えた私の琴線に触れる山盛り。
ボリュームや厚さだけではありません。
実は、その柔らかさもこの価格では大したもの。
卓上の生卵とキムチも食べ放題。
キムチもオン・ザ・ライスで。
そしてWTKG。
お茶漬け風に一気にゾゾります。
もちろん味噌汁はお代わりして、食後のコーヒー的に。
この所、ガッツリ肉といえば道頓堀あかい北店が多かったのですが、久し振りの仔牛は、満足度の高いもの。
「やっぱりあかいにも生卵を導入してもらわないといけないな」
と、勝手なことを考えました。
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2015年10月22日木曜日
2015年10月21日水曜日
B級グルメにはもったいない「北新地 湯木 本店」で、なにわの素敵な会席をご馳走に
今日は、「日本のあさごはん」や「夜のおまかせコース」などで楽しく美味しい時間を提供してくれる、新地の会員制小料理バー玉鬘のママのお誘いで、私には分不相応な新地の会席料理にご招待を受けました。
上客でもない私を、高級店にお招き頂くので、ちょっと緊張気味ですが、約束の時間にお店に伺いました。
日本料理北新地 湯木 本店。
カウンター席と個室が二部屋。
私たちには個室が用意されていました。
料亭というよりは、割烹に近い店。
ここの店主は、誰でも知っている、あの吉兆の創業者湯木貞一の孫にあたります。
ご主人は、船場吉兆事件に巻き込まれ、かなりご苦労をされたようですが、それを乗り越えて今のお店を立ち上げました。
その事件は私の記憶にもありますが、高級店に縁の無かった私にはピンとこない話ではありました。
玉鬘のママは、不思議なご縁で、店主と間接的な接点があったことを3年前に知ったそうです。
そんなお店にご招待を受けたのは、玉鬘つながりのブロガー六甲でんすけさんと私。
「ママ、今日はお店大丈夫なの?」
と私が心配して聞くと
「今日はタロット占いの日やから、20時までマネージャーに任してんねん」
とママ。
最初は日本酒が食前酒として供されます。
先付は泉州ワタリガニとアワビ。
いきなり、贅沢な食材を美しい盛り付けで。
食べやすい処理と盛り付けに、気配りを感じます。
六甲でんすけさんはノンアルなので、 私だけビールを頂きました。
椀物はすっぽんの茶碗蒸し仕立て。
松茸に隠れているのでしょう。
生姜汁を垂らして味を締めているそうです。
松茸の下には湯葉に包んだすっぽん。
フカヒレも。
向付。
奥の鳥の器の蓋を取ると、中にはコノワタと生うに。
特にコノワタは、自家製の自慢の一品だと、店主が自ら説明してくれました。
手前はカンパチのハラミと伊勢海老のせせり温玉のせ、 その奥はアオリイカ。
刻み海苔に金粉。
贅沢な時間が流れていきます。
鍋物に、対馬の寒鰤でしゃぶしゃぶを作るそうです。
その前に食材を見せに来てくれました。
面白い企画。
ほどなく寒鰤のしゃぶしゃぶが出てきました。
当たり前ですが、板さんに作ってもらうのが間違いない仕上がり。
秋らしい飾りの籠に入って、お重が出てきました。
八寸でしょう。
「今年初めて赤い葉が入ったんで、飾ってみました」
と店主が言う、赤いモミジ。
そのモミジの下には生湯葉と焼き茄子。
この中には、白和え。
シャインマスカットと柿がアクセント。
鴨肉ロースト、玉子焼き、そしてサワラの炙り寿司。
まだ料理は終わりません。
器は、祖父の代のものだそうです。
中の料理が冷めないように、温められた器の蓋を開けると揚げ物。
太刀魚の天ぷらと松茸のフライ。
お酒が欲しくなります。
ママが気を利かせて頼んでくれました。
旬の食材を美味しく。
強肴は伝助穴子。
穴子の下にはえび芋が隠れていました。
雁木のひやおろし。
時期ものです。
切子のグラスが美しい。
この店が器にこだわるのは、祖父湯木氏の流れなのでしょうし、その器こそが玉鬘ママと店主を繋ぐ赤い糸だったわけです。
お肉が出てきました。
鹿児島牛のミスジ。
生の赤身をどうするのか、と思っていたら、 これを石焼にするそうです。
そうすると、これが鉢肴ということになるのでしょうか。
熱された石にお肉をのせると、たちまち煙が立ち上ります。
あまりの煙に部屋の中の視界が悪くなるくらい。
銘々に石焼させる趣向は面白いと思いましたが、これを会席で供するなら、焼肉屋並の排煙設備が必要だな、と私は思いました。
肉質が良すぎる、ということが皮肉な結果にもなっているのですが。
しかし、これは抜群に旨い。
締めのご飯ものは、当店名物の鯛茶漬け。
店主自ら説明に来るくらいの、自慢の一品。
お新香も美味しそう。
胡麻ダレのかかった鯛のお刺身に熱々のダシをかけます。
薬包に入った海苔あられを振りかけます。
こんな演出を客にさせるところが、ひと捻り。
八寸あたりで完全に満腹だったのですが、こればっかりは別腹。
すいすいと腹に落ちていきます。
水菓子で止め。
分不相応に贅沢な時間を、玉鬘ママと湯木から頂きました。
もう動けないくらいお腹はいっぱい。
このお店の主要ターゲット年齢に近いはずの私ですし、それなりに胃袋の大きさには自信がありますが、それでも料理のボリュームは多いと感じました。
しっかり目の味付けは、京料理とは異なるもの。
酒のアテには最高の品々でした。
「なにわの食い味やね」
と評したママの言葉が印象的でした。
店主に玄関先まで見送っていただきました。
そこは賑わう新地本通り。
きらびやかなお姉さんたちの派手な衣装と強烈な香水の匂いに
「どうもお姉さんのいる街は苦手だな」
と改めて思いました。
先にお店に戻っていたママに呼ばれて、玉鬘へ。
今日は月に一度のタロット占いイベントで、満席です。
私は白州ハイボール。
玉鬘ママと六甲でんすけさんと乾杯。
仕上げの一杯までママのご接待。
オミヤはチョコレート。
「キャノンデールさん、甘いの食べへんて知ってるけど、チョコレートやったら、お酒に合うやろと思て」
さすが、ママはよくわかっています。
「ありがとうございます。チョコは好きですよ」
白州ハイボールはお代わり。
更にスペシャルなオミヤです。
絶対手に入らないと有名なイコマ製菓のレインボーラムネ。
「会社の女性に配ってあげて」
オジサンの会社での立場を心得た気配りに感謝。
もうお酒も入らないほど満腹。
今日は秋風に吹かれながら、歩いて帰ることにします。
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上客でもない私を、高級店にお招き頂くので、ちょっと緊張気味ですが、約束の時間にお店に伺いました。
日本料理北新地 湯木 本店。
カウンター席と個室が二部屋。
私たちには個室が用意されていました。
料亭というよりは、割烹に近い店。
ここの店主は、誰でも知っている、あの吉兆の創業者湯木貞一の孫にあたります。
ご主人は、船場吉兆事件に巻き込まれ、かなりご苦労をされたようですが、それを乗り越えて今のお店を立ち上げました。
その事件は私の記憶にもありますが、高級店に縁の無かった私にはピンとこない話ではありました。
玉鬘のママは、不思議なご縁で、店主と間接的な接点があったことを3年前に知ったそうです。
そんなお店にご招待を受けたのは、玉鬘つながりのブロガー六甲でんすけさんと私。
「ママ、今日はお店大丈夫なの?」
と私が心配して聞くと
「今日はタロット占いの日やから、20時までマネージャーに任してんねん」
とママ。
最初は日本酒が食前酒として供されます。
先付は泉州ワタリガニとアワビ。
いきなり、贅沢な食材を美しい盛り付けで。
食べやすい処理と盛り付けに、気配りを感じます。
六甲でんすけさんはノンアルなので、 私だけビールを頂きました。
椀物はすっぽんの茶碗蒸し仕立て。
松茸に隠れているのでしょう。
生姜汁を垂らして味を締めているそうです。
松茸の下には湯葉に包んだすっぽん。
フカヒレも。
向付。
奥の鳥の器の蓋を取ると、中にはコノワタと生うに。
特にコノワタは、自家製の自慢の一品だと、店主が自ら説明してくれました。
手前はカンパチのハラミと伊勢海老のせせり温玉のせ、 その奥はアオリイカ。
刻み海苔に金粉。
贅沢な時間が流れていきます。
鍋物に、対馬の寒鰤でしゃぶしゃぶを作るそうです。
その前に食材を見せに来てくれました。
面白い企画。
ほどなく寒鰤のしゃぶしゃぶが出てきました。
当たり前ですが、板さんに作ってもらうのが間違いない仕上がり。
秋らしい飾りの籠に入って、お重が出てきました。
八寸でしょう。
「今年初めて赤い葉が入ったんで、飾ってみました」
と店主が言う、赤いモミジ。
そのモミジの下には生湯葉と焼き茄子。
この中には、白和え。
シャインマスカットと柿がアクセント。
鴨肉ロースト、玉子焼き、そしてサワラの炙り寿司。
まだ料理は終わりません。
器は、祖父の代のものだそうです。
中の料理が冷めないように、温められた器の蓋を開けると揚げ物。
太刀魚の天ぷらと松茸のフライ。
お酒が欲しくなります。
ママが気を利かせて頼んでくれました。
旬の食材を美味しく。
強肴は伝助穴子。
見事な大きさ。
穴子の下にはえび芋が隠れていました。
雁木のひやおろし。
時期ものです。
切子のグラスが美しい。
この店が器にこだわるのは、祖父湯木氏の流れなのでしょうし、その器こそが玉鬘ママと店主を繋ぐ赤い糸だったわけです。
お肉が出てきました。
鹿児島牛のミスジ。
生の赤身をどうするのか、と思っていたら、 これを石焼にするそうです。
そうすると、これが鉢肴ということになるのでしょうか。
熱された石にお肉をのせると、たちまち煙が立ち上ります。
あまりの煙に部屋の中の視界が悪くなるくらい。
銘々に石焼させる趣向は面白いと思いましたが、これを会席で供するなら、焼肉屋並の排煙設備が必要だな、と私は思いました。
肉質が良すぎる、ということが皮肉な結果にもなっているのですが。
しかし、これは抜群に旨い。
締めのご飯ものは、当店名物の鯛茶漬け。
店主自ら説明に来るくらいの、自慢の一品。
お新香も美味しそう。
胡麻ダレのかかった鯛のお刺身に熱々のダシをかけます。
薬包に入った海苔あられを振りかけます。
こんな演出を客にさせるところが、ひと捻り。
八寸あたりで完全に満腹だったのですが、こればっかりは別腹。
すいすいと腹に落ちていきます。
水菓子で止め。
分不相応に贅沢な時間を、玉鬘ママと湯木から頂きました。
もう動けないくらいお腹はいっぱい。
このお店の主要ターゲット年齢に近いはずの私ですし、それなりに胃袋の大きさには自信がありますが、それでも料理のボリュームは多いと感じました。
しっかり目の味付けは、京料理とは異なるもの。
酒のアテには最高の品々でした。
「なにわの食い味やね」
と評したママの言葉が印象的でした。
店主に玄関先まで見送っていただきました。
そこは賑わう新地本通り。
きらびやかなお姉さんたちの派手な衣装と強烈な香水の匂いに
「どうもお姉さんのいる街は苦手だな」
と改めて思いました。
先にお店に戻っていたママに呼ばれて、玉鬘へ。
今日は月に一度のタロット占いイベントで、満席です。
私は白州ハイボール。
玉鬘ママと六甲でんすけさんと乾杯。
仕上げの一杯までママのご接待。
オミヤはチョコレート。
「キャノンデールさん、甘いの食べへんて知ってるけど、チョコレートやったら、お酒に合うやろと思て」
さすが、ママはよくわかっています。
「ありがとうございます。チョコは好きですよ」
白州ハイボールはお代わり。
更にスペシャルなオミヤです。
絶対手に入らないと有名なイコマ製菓のレインボーラムネ。
「会社の女性に配ってあげて」
オジサンの会社での立場を心得た気配りに感謝。
もうお酒も入らないほど満腹。
今日は秋風に吹かれながら、歩いて帰ることにします。
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