2026年5月15日金曜日

錦糸町「長男、おかわしゅん」。みたらしまぜそば大盛を食べたのに、年甲斐もなく追い飯まで完食

 

今日のランチは、先日偶然発見した錦糸町駅北口からほど近いお店へ。


まぜそば専門店「長男、おかわしゅん」
ユニークな名前が気になって調べてみると、2023年7月1日オープンした「長男」グループの3店舗目だそうです。
千葉・本八幡の「長男、もんたいちお」(2018年)、江古田の「長男、ほそのたかし」(2021年)、そして錦糸町の「長男、おかわしゅん」(2023年)という流れ。
TRY(Tokyo Ramen of the Year)にも掲載される注目店。


「長男」シリーズの店名は、店主がみんな“長男”だから、というのが公式に語られています。
「おかわしゅん」は、店主の名前 大川 峻(おおかわ しゅん) をそのまま店名化。
つまり、長男+大川峻=「長男、おかわしゅん」という、冗談のような本当の話。


他の二店はつけ麺主体だそうですが、こちらはまぜそば専門店。
浅草開化楼の極太麺を使ったまぜそばに期待が高まります。
それにしても、カレーまぜそばはまだしも、みたらしまぜそば塩レモンまぜそばの味はちょっと想像がつきません。


平日13時でしたので、待ちは2名。
入口外に置かれている券売機で食券を購入します。
みたらしまぜそば+追い飯という組み合わせが人気No.1だそう。


ただ、ご飯よりは浅草開化楼の麺に惹かれるので、麺を大盛にして、みたらしまぜそば単品で頼むことにしました。
セットにしても値段は変わりません。


今日は季節外れの夏日。
椅子があるとはいえ、外で待つのは結構堪えます。
立て続けにお客さんが出てきて、10分待ちで入店です。
店内はI字カウンターのみの8席。
食券を渡すと「にんにくはどうされますか?」
と聞かれます。
「お願いします」
と伝えましたが、「いりません」という方も、「半分で」という方もいらっしゃいました。
常連さんなのでしょう。
「茹で時間に10分ほどいただきます」
と告げられます。
極太麺ですから、当然でしょう。
店主の「おかわしゅん」さんはもちろん、店員さんの接客もとても感じの良いものです。


不織布エプロンはカウンターの後ろの壁に置かれています。
まぜそばには必須です。


先に刻み生にんにくが小皿で出てきます。


着席して10分。
大盛みたらしまぜそばが出てきました。


300gの麺を覆う短冊切りのチャーシュー、白と青のネギ、フライドオニオン、刻み海苔などがのっています。
シニア世代の私には、なかなかに凶暴なビジュアルですが受けて立つことにします。


丼の中のレンゲにのっている油は、濃口醤油や三温糖、昆布・煮干しなどで作った甘辛いタレで背脂を味付けしたもの。
麺の底に隠れている「みたらしタレ」の味をアブラにも仕込んでいるというわけです。


「丼の底からしっかりまぜてお召し上がりください」
という店員さんに従い、しっかりと混ぜ合わせます。
不織布エプロンのガードがなければ危険極まりません。


しっかり混ぜ合わせると、もともと濃い色の極太麺が更に黒っぽく変化します。
タレや具材を纏って重たくなった麺を引き上げます。
濃口醤油、三温糖、昆布・煮干し、背脂を合わせた「みたらしダレ」は、名前から想像するほど甘くはありませんが、確かに甘みを感じます。
想像通り小麦感の強い浅草開化楼の極太麺とナイスコラボレーション。


ニンニクは最初半分だけ入れたのですが、全部入れても大丈夫そうなので残りも投入し、更にしっかり混ぜ合わせます。


チャーシューが短冊に切られているのは、混ぜやすく食べやすくするための工夫だと、食べ進むうちにわかります。


300gといえば、つけ麺なら私も食べられる量ですが、パンチのきいた濃厚なまぜそばはなかなか手ごわい。


無事完食しましたが、タレが結構残りました。
周囲のお客さんは皆追い飯を頼んで、そこに投入しています。
この店に来て、これを頼まない法はないと、大盛まぜそばを食べたにも関わらず、年甲斐もなく追い飯を現金で発注。
結局、並盛を食べている隣の若者よりも私の方が食べることになりました。


追い飯はすぐに出てきます。
追い飯の普通サイズは、半ライス程度。
ご飯の上にはまぜそばにものっていた「タレアブラ」とブラックペッパーがのっています。


これをタレが残った丼にイン。


これもしっかり混ぜ合わせます。


ひと口食べれば、これがおすすめの食べ方だと納得。
旨味のあるタレは、麺だけでなくご飯にも合うのです。


少し味が濃いので、卓上の昆布酢で少しマイルドにして、完食です。


私の年齢の一日のカロリー摂取量を超えるカロリーをランチだけで取ってしまいました。
夜ご飯は抜かないといけません。


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長男、おかわしゅん油そば・まぜそば / 錦糸町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

2026年5月14日木曜日

田んぼの中の一軒家ラーメン店、印旛郡栄町の「むべ」。開店20分前、中1日のリベンジ訪問でようやく辿り着いた行列の煮干しそば

 

印旛郡栄町、利根川にもほど近いのどかな田んぼの中に、人気上昇中のラーメン店があるとSNSで知りました。
店名は「むべ」
ユニークな名前も気になったので調べてみました。
煮干しそばのお店ですが、もともとは 「FOOD TRUCK むべ」としてキッチンカー営業からスタート。
その後、2024年1月にこの場所で実店舗オープンしています。
最初は「日曜のみ営業」でしたが、2024年春から営業日が拡大され、現在は月曜定休で営業する形に。
店主さんのお兄さんは柏の人気店「AKEBI」の店主とのこと。
自身もラーメン好きが高じて、ラーメンを作るようになったそうです。
今週火曜日に食べに来たのですが、11時の開店20分前に到着すると10台以上止められそうな駐車場は満車。
路上にも人が溢れていてギブアップしました。
木曜日の今日、開店前をめがけてリベンジ訪問です。
安食卜杭(アジキボックイ)の交差点を北に曲がると、ほどなくお店の立て看板が見えます。
そこから350メートルほどでお店に到着。
この辺りは、昔ロードバイクでロングライドしていたころに時々走ったエリアです。


お店の横に駐車場があります。


10数台は止められそうな駐車場ですが、車以外の交通手段が全くない場所ですし、田んぼのど真ん中なので付近にコインパーキングなどあるわけもなく、お店が混んでくるとかなり厳しい状況となります。
今日は開店20分前の10時40分に到着。
余裕で止めることができました。
火曜日が大変だったのは、月曜定休明けでお客さんが集中したのかもしれません。


お店の前で待つ人も今日は多くありません。


お店の前には記名帳が置かれています。
前回来た時に行列ができていなかったのは、記名帳方式だったからでした。
私はちょうど10人目。
単純に席数からいけば、一回転目に入れそうです。


店頭にはメニューが掲出されています。


初回なので、定番の煮干ソバに味玉をトッピングにします。
和え玉は、もし食べられそうだったら店内で追加注文することにしました。


自家製生姜ワンタンというのも気になります。
初めてのお店は、こんな時間も楽しい。


店名の「むべ」は、柏の人気店「あけび」を営む兄との“植物つながり”から名付けたそう。そんな背景を知ると、一杯にもどこか物語を感じます。


県道を挟んで目の前に田んぼが広がるのどかな風景を眺めながら待つこと20分。


11時ちょうどに若い店主が現れ、暖簾をかけます。
東南アジア系の女性スタッフが、順番に名前を呼びながら店内に案内していきます。


私はギリギリカウンター席のラストに滑り込みました。
女性店員さんは流暢な日本語で丁寧に接客してくださり、自然と安心感が生まれます。


店員さんから渡される注文票に希望の料理の数を記入します。
麺の種類が細麺、手揉み麺、乾麺の三種類あるので、間違いが起きないように、ということでしょうか。
メニューに書いていないものは口頭注文します。
私は味玉煮干しそば手揉み麺で注文します。
和え玉は一旦様子見。


古民家を改造したのでしょうか。
趣のある内装です。
Googleマップで調べてみると、以前は喫茶店、その前は焼き鳥屋だったようです。


店頭でチェック済みですが、改めてメニューを確認します。
麺の種類は低加水ストレートの細麺(140g)、モチモチの太麺を手揉みした手揉み麺(180g)、そして乾麺(140g)があるのは珍しい。
モンゴルと沖縄の塩を使い、貝出汁をブレンドした塩煮干しそば、マイワシを使い豚と鶏モミジで炊き上げた平子煮干しそばも選べます。


大盛派の人には替え玉和え玉あん肝和え玉というチョイスがあります。
ご飯ものはチャーシュー丼、ニボバタチャーシュー飯、鶏そぼろ丼、むべたま鶏そぼろ丼、そして私がかなり注文しようか悩んだ「こだわりのたまごかけご飯」もあります。


店員さんに「紙エプロンありますか?」とダメ元で聞いてみたところ、レジ下の引き出しから不織布エプロンを出してくださいました。
おっちょこちょいの私にはありがたい。
調理のペースは遅く、私の順番はまだまだ。
自家製生姜ワンタン入りを頼んでいた人を見て、私も急遽ワンタン3個入りを追加しました。
更に、麺を固めにしてもらえるか尋ね、それもお願いします。
度重なるオーダー追加となってしまった迷惑な客ですが、スタッフのお姉さんはとてもにこやかに対応してくださいました。
申し訳なく、また感謝の気持ちでいっぱいです。


一回転目は、小上がりの4人掛けのテーブルに2人、3人掛けに3人、そしてカウンターに5人の10人。
私のラーメンが出てきたのは、開店から25分後でした。
美味しそうな煮干しの風味が鼻をくすぐります。


トッピングはチャーシュー、味玉、刻みタマネギ、青ネギ。


海苔と、追加でお願いした生姜ワンタンが3個。


まずはスープをひと口。
仄かな酸味は醤油由来でしょうか。
いわゆるセメント系煮干しとは全く異なり、清湯系の煮干しスープです。
煮干しらしさを感じさせながらも、えぐみはなく、すっきりとした味わい。
つくば鶏と豚骨、3種類の煮干し、宗田鰹厚削り節、鯖節、椎茸、真昆布などを使用したスープに、低温で長時間香りを移した煮干し香味油を使用したあっさりとした醤油ラーメン。
方向性としては、私が大好きな勝田台の「中華ソバ篤々」に似ていますが、それよりはワイルドです。


続いて麺。
SNSで評価が高かった手揉み麺をチョイスしました。
平打ち風の幅広縮れ麺は、モッチリとした歯ごたえ。
煮干しスープとの絡みも良く、喉越しもツルっと心地よいものです。
固めにしてもらって正解でした。


ワンタンは薄い皮に生姜の香る餡。
肉の旨味が爽やかに感じます。


チャーシューは大判。
脂身の少ない部位ですが柔らかい。


ここで卓上のホワイトペーパーを振って、少しパンチを加える味変。


味玉に箸入れ。
程よい半熟加減です。
明記はされていませんが、おそらく卵かけご飯のメニューに書かれている卵と同じく、ここのスープに使った煮干しと国産飼料で育った鶏の卵と思われます。


「これは和え玉も食べられそうだな」
と思った私は、スタッフのお姉さんに口頭で追加注文を入れます。
これは数分で出てきました。
細麺の上にたっぷりの魚粉、刻みチャーシュー、刻みタマネギと青ネギがのっています。


丼の底に箸を入れて、しっかりとかき混ぜます。


温存しておいた味玉と生姜ワンタンもトッピングしていただきます。


カエシと油が絡まり、麺そのものの小麦の風味も相まって、実に美味しい。


卓上の煮干し酢を少量加えることで、味がまろやかになり、麺のほぐれもよくなりました。


最後は残しておいたスープに和え玉と投入して、替え玉的にいただきました。


大満足のフィニッシュです。


お会計はレジでお姉さんに支払います。
黙々と調理の手を休めることのない店主ですが、こちらが「ごちそうさま!」と告げると、奥から「ありがとうございました!」と明るく元気な声で見送ってくれました。
接客もこの店の人気のひとつだと感じます。
開店から40分。
お店を出ると、7、8人の方が待たれていましたが火曜日ほどではなさそうでした。

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FOOD TRUCKむべラーメン / 安食駅
昼総合点★★★☆☆ 3.6