明日は定期健診で人間ドック。
21時までに食事、と言われるといつも焦ってしまいます。
相変わらず残業で20時閉店のこの店に滑り込みました。
徒歩通勤途中にある西天満のグリル喜多一。
ちょっとくたびれた行灯。
「どこよりも少しだけうまい」という謳い文句がずっと気になっていました。
完璧な下町洋食屋。
感じの良い老夫婦が切り盛りしています。
メニューも年季が入っています。
オムライス、と決めていたのですがカツオムライスという料理を発見。
先日食べたトルコライスを思い出し、店主に内容を確認。
トルコライスとは違うものの、オムライスにトンカツをのせデミグラスソースをかけたものだ、との説明に期待を込めてオーダー。
まずは生ビール。
人間ドック前の至福の一杯。
サラダ。
これは奥さん制作。
カツオムライスが出来上がる頃を見計らって再び奥さん制作の味噌汁が。
いささか火が通り過ぎたワカメが私のB級心をくすぐります。
ご主人制作のカツオムライス登場。
想像通りの美形。
上から見るとこんな感じ。
みっしりと詰まったオムライス。
トンカツが薄いのがビフカツ好きの大阪らしいです。
食べ終わった所で「デミタスはミルクとお砂糖いりますか」と奥さん。
あ、コーヒーが付いてるんだ。
閉店した店内で一人で薄いコーヒーを飲みながら、一日の疲れがゆっくりと弛緩していきます。
この町に住んでいることをとても心地よく感じた一時でした。
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