妻の実家の名古屋で東京の留守宅の家族と週末に合流。
残業で遅くなって出遅れてしまい私だけ晩ご飯を一人で食べることに。
もう少し早ければ名古屋のヨコイであんかけスパゲティ、という選択肢もあったのですが時間的にそれも無理。
そこで新大阪駅のうどんと名古屋駅のきしめんを連食して食べ比べをしよう、というお楽しみ企画に切り替えました。
まずは新大阪駅。
二階コンコースにある浪花そば。
吉本芸人や関西の芸能人が好んで立ち寄ると言われています。
うどんとそばの選択が可能ですが、もちろんうどんを頼む人が圧倒的に多いです。
タコ焼きうどんなどの変わったうどんもありますが、私は関ジャニ∞が好きだという浪花スペシャルにしました。
入口で食券を買うのですが、売り場のお母さんが「浪花スペシャル〜♪、うどんで〜♪」と歌うようにマイクで話すのがいい感じ。
厨房のスタッフがそれに合わせて作り始めるのです。
そういう意味では食券は引換券のようなもの。
新大阪駅を行き交うサラリーマンで店内は賑わっています。
これが浪花スペシャル。
牛肉、天かす、生卵、という三品がトッピングされたもの。
デフォルトでも割とボリュームがあります。
最近は大阪でも讃岐が幅をきかせていますが、ここはオーソドックスな大阪うどん。
生卵と天かすの絡みがナイス。
鰹と昆布の出汁がきいたつゆ。
駅そばとしては及第点。
大阪人が好きな牛肉。
肉うどんは私も好物。
うどんをすすりながら新幹線をスマホでエクスプレス予約。
実に便利な世の中になったものです。
大阪に暮らして3ヶ月、新大阪駅が落ち着くようになった自分が不思議です。
浪花そば (そば(蕎麦) / 新大阪駅、東淀川駅、東三国駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.2
週末の新幹線はほぼ満席。
のぞみでわずか50分、あっという間に名古屋駅に到着です。
ホームの新大阪方にあるきしめん 住よしへ。
新幹線の各ホームの同じ場所にある店です。ホームの新大阪方にあるきしめん 住よしへ。
今から30年近く前、新入社員で名古屋に配属された当時は毎週東京本社に出張。
9時半の会議に間に合うように6時台後半の新幹線に乗っていました。
その時の私の朝ごはんがここのきしめんだったのです。
今は囲いも出来てずいぶんきれいになっていますが、当時はオープンな屋台風の店でした。
すっかり有名になったようで行列の店となっています。
出張族も名古屋在住の人もみんなが立ち寄る人気店。
まずは食券を購入。
名古屋コーチンきしめんというものに一瞬心が揺らぎましたが、きつね入りきしめんにしました。
お客さんが出ると次の人が入店する、という暗黙のルール。
食券を渡すと程なく私のきつね入りきしめんが出てきました。
このたっぷりのかつおぶしがこの店のきしめんの特徴。
懐かしなぁ、きしめん。
大きなきつね。
大阪と違って濃いつゆです。
丼には屋号が。
わずか1時間で駅ナカ名物店を連食。
30年前の名古屋勤務時代、そして25年の東京勤務を経て今また故郷の大阪で働き始めたことに不思議な運命を感じながら店を後にしました。
夜総合点★★★☆☆ 3.2
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