食事情に明るい職場の部員M君に教わった店。
関西のテレビ、雑誌でも取り上げられているメガ盛り有名店だとか。
夜は天ぷらがウリの小料理屋なのですが、ランチタイムは打って変わってドB級コンセプト。
そう聞いては行かないわけにはいきません。
今日は出遅れひとりランチとなったので、チャレンジしてみようと訪問しました。
オフィス街の堂島らしからぬ入口のPOP類が挑戦的。
お値段は良心的ですが、盛は攻撃的。
顔ぶれはご覧のとおり。
左から穴子一本揚げ、とりの唐揚げ定食ハーフ、とりの唐揚げマウンテン定食。
ハーフとマウンテンの違いは歴然。
これで150円の差ならマウンテンでしょう、当然。
店内は小料理屋と言うよりも居酒屋。
12時半を回っていたのでお客もちらほら。
混んでいないのに意外と待たされました。
その間に若者が三人やってきて、迷わず「ハーフ」とオーダー。
「しまった、マウンテンなんか頼む奴いないよ」と思っても後の祭。
自分で頼んでおいてドキドキするとは、いい年をしたオジサンとして恥ずかしい限り。
10分ほどして出てきました。
これが噂の唐揚げマウンテン定食。
ご飯はデフォルトで大盛。
しかも、というか当然、というかおかわり自由。
いつもは嬉しいサービスですが、今日はおかわりしないと決めました。
唐揚げが入らなくなるからです。
うず高く積まれた唐揚げはその名の通りマウンテン状態。
「食べれるんだろうか」という思いが脳裏をよぎり小鉢の冷奴すら恨めしい感じ。
よく見るとオクラ、レンコン、竹輪の唐揚げまで。
「余計なことを・・・」という気持ちすら胸に去来します。
山を崩してみました。
巨大な唐揚げが10個。
しかし、食べ始めてみると「お、いける。たぶんクリア」と確信めいた気持ちになりました。
只のジャンクフードではありません。
唐揚げの衣は適度なスパイスの効いた味、そして特製の甘辛タレが唐揚げの味を引き立てます。
結構旨い。
しかし順調に2個、3個と食べ進む内に身体に異変を感じました。
「顎が痛い」
そうです。
肉が大きいので大口を開ける必要があり、その上衣が厚くてカリッとしているので顎が疲れてくるのです。
着実に食べ進みまだ腹八分目、絶対全クリできる胃袋の状態だったのですが胃袋の前に顎が悲鳴を上げてやむなくギブアップ。
3個残してしまいました。
親切なお店はこれをお持ち帰り用に厳重にラップ。
私はこのスーパー袋を下げて会社に帰りました。
夜、自宅に持ち帰った唐揚げマウンテン定食の唐揚げを食べながら、お昼に食べた唐揚げマウンテン定食のこの記事を書いたのです。
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