昨日に続き弁天町でランチ。
東京の港区と大阪の港区は名前は同じでも全く町の雰囲気は違います。
戦後の空襲被害の後復興した町は港と工場を控え昭和の匂いが色濃く残っています。
ここは昨日通りがかりに見つけた店。
居酒屋ながらお昼の定食をやっているので、私のB級センサーが激しく反応。
しかも店名がももですから、いったいどんな店なのかどうしても中に入って確かめずにはいられなくなったのです。
ドアを開ければそこは場末感たっぷりの下町居酒屋。
先客の爺さんたちはジロリと私を見ます。
どうやら全く場違いの闖入者だったよう。
しかしすぐに私への興味は失せて卓上の焼酎を飲み始めました。
ホワイトボードの夜メニュー。
なんとも言えないラインナップとお値段、文句なしのドB級。
それより私が気になったのは川奈ルミ。
演歌歌手のポスターはB級居酒屋の基本。
しかし一歩間違うとC級居酒屋に。
そしてここにも川奈ルミ。
あまりにも気になったので家に帰ってからYOU TUBEで検索しちゃいました。
「青江三奈を彷彿とさせるハスキーな歌声にプラス甘い色気の乗った声に聞く人を魅了する」・・・って。青江三奈って知ってる人はもうあんまりいないかも。
ちょっと脱線しました。
さて本題のランチは焼き魚定食750円。
鮭と鯖のチョイスから私は鮭。
厚揚焼き。
茶碗蒸し。
注文を受けてから蒸す真面目なスタイルで結構旨かった。
焼き鮭。
ごはんはデフォルトで大盛。
焼き鮭をごはんにのせて。
私の前で話す爺さん二人は70をゆうに過ぎていると思われますが、12時過ぎにして既にベロベロ。
「こないだ朝の8時から夜中の2時まで飲んどってん。ほんで帰ったら身体の震えが止まらんようになって救急車で運ばれたんや。えらい医者に怒られたで。『あんた死ぬで』って」
「ワシは目が見えんようになってきて往生するわ」
それでも酒をやめません。
話の様子から連れ合いはいなさそう。
私も老後は気をつけなければ、と思ったのです。
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はじめまして。
返信削除生まれも育ちも超地元民ですがこの店に入った事も
入ろうとした事もありません。(四十何年間)
ここでこれだけの写真を撮るとは
なかなかのつわものですね。
これからも港区ディープゾーングルメブログ
期待しています。頑張って下さい!
Rさん
返信削除コメントありがとうございます。
こういう店を見つけると放っておけないタチなのです。
人間観察、面白かったですよ。