「明日一頭〆のレバーが入ります」
というマスターの話を聞いて生食可能な最終日である今日もこちらにお邪魔しました。
店内はいつもの賑わい。
かろうじてカウンターの角に一席空いていました。
蓮根と牛肉の煮物。
揚げ茄子の煮びたし。
厚揚が入っています。
いい出汁の加減。
お隣の常連さんが山芋にキムチをのせた鉄板焼きを頼んでおられました。
昔はメニューにあったそうですが、今はラインナップから外れています。
それでも常連さんの求めに応じて作ってくれるのがこの店の良さ。
しかも私におすそ分けして下さいました。
恐縮至極。
お酒は焼酎に切り替えて今日の訪問の主目的である牛の生レバーを注文します。
出てきました、牛生レバー。
マスターやお客さんたちは生肝(なまぎも)と呼んでいます。
大阪の言い方なのでしょうか。
この色艶。
もう会うことは出来ないかと思うと涙モノ。
薬味は塩、葱、生姜。
胡麻油でいただきます。
一切れ一切れじっくりと味わって。
さようなら、生レバー。
美味しそうな鰻があったので、一切だけおつまみに炙ってもらいました。
わがままを聞いてくれる有難いお店です。
昨夜店内で干していたかますの一夜干しを焼いてもらいました。
薄塩でプリッとした身が美味しい。
最後に春雨のサラダを。
とうとう牛生レバーとはお別れ。
この店のおかげで有難いことに最終日にいただくことができました。
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