催太鼓氏地巡行(もよおしだいこうじちじゅんこう)の出発を見るためです。
催太鼓は天神祭のお触れ太鼓で常に渡御の先陣をいく役割。豊臣家より拝領と伝えられる太鼓を真紅の投げ頭巾をかぶった願人(がんじ)が「チェサジャー」、「ソコジャー」という掛声とともに威勢よく太鼓を打ち鳴らします。
大阪天満宮の境内に設けられた当屋から催太鼓が出されると、境内を練り、大きく上下左右に揺さぶる「からうす」が披露されます。
ひとしきり境内を練った後、天神講、地車講と手打ちを交わし、天満宮を出て氏地巡行に出発です。
続いては鉾流神鉾奉還(ほこながしかみほこほうかん)。
木津川沿いにあった木場で働いていた人たちが中心になって始めたどんどこ船。
天神祭の間、中之島周辺から道頓堀川まで縦横無尽に漕ぎ廻りお祭りムードを盛り上げるそうです。
この日、貯木場から出発、木津川をさかのぼり天神橋付近に到着、全長16.2mのどんどこ船が陸揚げされ、催太鼓が宮出して間もなく大阪天満宮に宮入します。
鉾流神事の祭「御鳥船」で収納した神鉾を本殿へ返納する役割も果たしています。
どんどこ船が宮出のためにぐるりと向きを変えます。
壮観。
少し南に移動して、天神橋筋1丁目商店街で先ほど宮出した催太鼓氏地巡行に追いつきました。
間近に見ると迫力満点。
次の神事は夜。
ちょっとおやつを食べようと寄ったのがいつも行列の人気店、コロッケの中村屋。
今日はお客さんが多いことを見越してか、メニューはコロッケとミンチカツ限定になっていました。
旨そう!
ここのコロッケはジャガイモの甘みが感じられる昔懐かしい肉屋さんの味。
夜のフィナーレまで少し時間があるので自宅マンションに戻ってしばし休憩。
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