今朝は久しぶりに朝寝坊。
しかし目が覚めたらやけにいい天気。
「雨降るって言ったのになぁ」と思いながらもせっかくの好天なので洗濯と部屋の掃除。
やりだすとノッてきて流し台磨きからエアコン洗浄まで。
33度の部屋はサウナのようで汗だく。
こうなったら昼酒に行かないわけにはいきません。
シャワーを浴びてさっぱり。
すでに時刻は14時前。
向かったのは天神橋筋の昼酒の聖地天五商店街。
久しぶりに天満酒蔵の暖簾をくぐりました。
休日の昼下がりとはいえ、店内はほぼ満席。
活気に満ちたお客さんの胴間声で賑やか。
テレビは競馬中継。
私の隣のおじさんは競馬新聞と何枚もの馬券を睨みながら一杯。
「そんなに買うてもどうせ当たらんやろ。そんなもんトランプにもならんわ!」
とカウンターの中の女将が毒づきます。
これが大衆酒場の良さ。
まずはビールを。
乾いた身体が一気に潤っていきます。
とりあえず刺身から。
マグロとカツオのたたき。
あらかじめ仕込んで冷蔵ケースに皿ごと入っているのが出てきます。
お待たせしないクイックサービス。
生姜と大蒜がたっぷり。
精がつくなぁ。
ウインナー。
カレイのから揚げ。
白身のホクホクしたところと皮のカリッとした食感が美味。
芋焼酎の水割り。
一口飲んで思い出しました。
ここの水割りは濃かったのです。
しいたけ焼き。
とか言いながら今度は芋焼酎のロックに。
見た目は全然同じ。
少し濃くなった気がしましたが、元々水割りが濃かったからなぁ。
カウンターの上に置いてあった茹で卵を剥いてもぐもぐ。
注文したサンマが焼けるまで間をつなぎます。
更に芋焼酎のロックをもう一杯。
かなり酔って来ました。
普通の店のトリプルはありそう。
サンマが焼けました。
「今食べなくていつ食べる」と大好物のサンマのワタと白身を混ぜ合わせるようにして口に運びます。
もちろん小骨も全部食べちゃいます。
2時間近くの一人酒。
お会計は2,730円。
この店にしては遣った方。
相変わらず飲み過ぎ食べ過ぎということか。
この店の暖簾を初めてくぐったのは忘れもしない去年のクリスマスイブ。
一人で引越に来て夜ここで飲んだのです。
あの時はこの天神橋筋商店街の全てがもの珍しかったのがつい昨日の事のように思い出されました。
お勘定を済ませ、今ではどこよりも私の故郷のようになった商店街をいささか怪しい足取りで自宅へと帰りました。
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