本社の後輩Kさんが出張で来阪。
フェイスブックでコンタクトして飲み会となりました。
実に便利な時代。
仕事が終わった彼女と16時半に天満駅で待ち合わせ。
まずは浪速の昼酒を愉しんでいただこうと連れてきたのは天五の串カツ七福神。
天神橋筋商店街に面してオープンエアのカウンターだけの店。
休日の夕方飲みほど楽しいことはありません。
まずは生ビールで乾杯。
プレミアムモルツが最初の一杯は100円!
オジサンだけでなく、若い女の子も串カツを片手に昼酒というのがいかにも大阪らしい光景ですが、Kさんはかなり驚いている様子。
ソースのつけかたを知らなかったKさんにお作法を伝授。
紅生姜の串カツ。
大阪ではポピュラーなネタですが、これまたKさんの驚きの対象。
「紅生姜って付け合わせじゃないんですか?」
とにかく何でも揚げちゃうんです。
天五中崎通商店街へ。
商店街のアーケードに入ってすぐにあるたこ焼のうまい屋。
外はカリッと、中はフワッと。
味が付いているので、ここのたこ焼はソースはつけない方が美味しいのです。
私が大阪で一番旨いと思っているたこ焼にKさんも満足。
民家を改造したバーやレストランが点在するユニークなエリア。
その中の一軒、隠れ家ワインバーあんくるん。
それと知らなければ絶対外からはわからない店。
本日のワインからスペイン産の酸味のあるものをお願いしました。
フェイスブックでも繋がっている美人オーナーが見事なパフォーマンス。
まったりした雰囲気で、仕事の話など最近の東京本社の様子を伺います。
日曜日とあって平日の賑わいはありませんが、小さな路地に並ぶビニシー系の店にKさんはアジアを感じたようです。
「明らかに外国ですよね~。ソウルっぽい」
再び商店街に戻って先ほどの七福神の隣にある居酒屋の名店で仕上げ。
その名も大衆酒場天満酒蔵。
暖簾をくぐればそこは浪速の紳士の社交場。
この店で飲む人たちを人間観察していると、人生の縮図を見るようです。
私は芋焼酎のロック。
ここは水割りと同じグラスで出てくるので非常に危険。
おでんと湯どうふを注文。
Kさんに是非とも食べて欲しかった湯どうふは大阪居酒屋流。
出汁で煮た豆腐の上にとろろ昆布がたっぷりとのっています。
驚きつつも「おいしい」とKさんご満悦。
私はよせばいいのに芋焼酎のロックをもう一杯。
そろそろ危険水域に。
時計は20時半。
話は尽きませんが横浜まで帰るKさんと天満駅でお別れ。
ブラブラと天神橋筋商店街を歩いて自宅へ。
行きつけの止まり木ホワイトラベルを覗くと店内にはマスターだけ。
ちょっと話をしていこうか、と店内へ。
12月1日で開店して一周年。
私の大阪単身赴任生活の歴史とほぼ重なるように一緒に過ごしてきたこの店とマスターに感謝。
2時間ほどして二人目のお客さんが訪れたのを潮時にスツールを立ちました。
明日は月曜日だったな。
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