この辺りはディープ天満の飲み屋街の北端にあたります。
前から気になっていたお店に初めての訪問です。
びっくりお好み焼きまるみ。
なんだか可愛らしい暖簾とお品書きが気になっていたのです。
店内はいかにも下町のお好み焼き屋さん。
さほど大きくはない鉄板の前にカウンター席と奥にはテーブル席が二卓。
調味料類が鉄板の脇に置いてあります。
まずはビールを注文。
胡瓜のぬか漬けがアテで出てきました。
私が注文したのはまるみ特製というお好み焼き。
豚、タコ、イカ、エビ、ホタテと入ったいわゆる全部入り。
おかあさんが手際よくかき混ぜて鉄板にタネを広げます。
形を整えて。
更に上から少しタネを足します。
店名のびっくりお好み焼きの通りのジャンボサイズ。
少しずつ火が通ってきました。
おかあさんは慣れた手つきで焼き加減をチェックしながら制作を進めます。
そういえばこの店はモダン焼きが有名だというネットの書き込みを思い出しました。
おかあさんに
「今からモダン焼きに出来ますか」
と聞くと
「大丈夫よ。焼きそばみたいにしてそばのせにしてあげますね」
と優しい言葉。
本来この店のモダン焼きはをタネの間に焼きそばをサンドイッチにするそうです。
次回は是非それで。
急遽焼きそばを鉄板に。
かなりの太麺です。
ひっくり返したお好み焼きはいい焼き色。
おかあさんが手際よくそばのせを作る所を動画で。
完成です。
この方がおかあさん。
とっても優しい方です。
旨そうです。
いただきます!
少しずつ切り分けてお皿に入れて。
相当なボリュームです。
半分食べ進んだ所でビールを一本開けてしまいましたのでもう一本。
時間の経過とともに裏側がカリッと焼けていきます。
この変化も楽しい。
お腹いっぱい!
まるみ特製を食べながらおかあさんと会話。
私が単身赴任で来ていることをきっかけに会話が弾みます。
自己紹介をすれば必ず仲良くなれる大阪の飲食店。
大阪の下町のお店に共通した人懐っこさに人情の温もりを感じます。
おかあさんは何と宇都宮出身。
御見合いで港区市岡の旅館に嫁いできたそうです。
33年前に旅館をやめてこの地に引っ越し開業したのがこのお店。
病気のご主人の面倒を見ながら、息子さんと切り盛りする町の小さなお好み焼き屋さん。
訪れるお客さんも地元の方から、遠方の方まで幅広いそうです。
色んな苦労があったはずですが、そんなことを感じさせない明るく温かいおかあさんの魅力に一目惚れです。
今度はモダン焼きを食べに来よう。
夜総合点★★★☆☆ 3.3
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