それにしても昨日は良く飲みました。
朝目が覚めてからボーっとしていましたが、ウダウダしていてもしょうがないので、家中大掃除してピカピカにしました。
身体もシャキっとしてお腹も空いてきたので、迎え酒に出かけることにしました。
帝国ホテルの向かい、同心の中華料理五香(ウーシャン)。
私のB級グルメっぷりをよく知っているホワイトラベルのマスターから
「絶対好きな店ですよ」
と教わって来ました。
13時半とあって店内は空いています。
壁のメニューに混じって色紙もチラホラと。
しかし、誰のサインかは不明。
リノリウムの床に合皮のスツール。
卓上には各種調味料。
舞台は整った、という感じ。
とりあえずビール。
昨日のタイガースのサヨナラ勝ちが一面に。
こんな時「ああ、俺は大阪にいるんだ」とつくづく思います。
メニューは役者揃い。
甲乙付け難いところですが、そんな中から定番をチェック。
野菜炒め。
結構なボリューム。
嬉しいことに肉もたっぷり。
他の店なら肉野菜炒めと言ってもいいレベル。
餃子が焼けました。
焦げ目も美しい。
ニンニクが効いていて二日酔いにも効果あり。
紹興酒をロックで。
壁にきゅうりというメニューがあったので奥さんにどんな料理か聞いてみました。
甘酢漬けにしてあるというので、アテで貰いました。
野菜も摂らないと。
そろそろ〆。
やはり壁に貼ってあるオススメの品にあんかけ炒飯というのがありました。
猛烈に気になったので、ご主人に尋ねると
「炒飯に天津飯のあんをかけたものです」
とのこと。
美味しくないわけがありません。
天津飯を頼むつもりだった私は方針を変更し、急遽こちらを発注。
素晴らしいプレゼンス。
片栗粉でトロミと照りが出た塩ダレと炒飯の美しすぎるコラボ。
東京の人にはわかならいでしょう。
これが本当の天津飯のあん。
手前から順番に掘削して食べ進みます。
生きてて良かった。
ズバリど真ん中ストライクのこの店。
ご主人と奥さんと息子さんの家族経営のアットホームな雰囲気。
梅田からひと駅でこんな下町の風景が残っているのが大阪の良さだなぁ、と思い店を出ると、予報より早く雨が降り始めていました。
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五香 (中華料理 / 大阪天満宮駅、桜ノ宮駅、南森町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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