2013年4月9日火曜日

友人の紹介で新地の焼鳥「おひと」へ飲み仲間と遠征ツアー。真剣勝負の仕込みと焼き、希少部位の連発に完全KO負け。仕上げは堂島「酒肴人」~南森町「ホワイトラベル」

行きつけのバーホワイトラベルで知り合った常連Nさん。
新地の焼鳥おひとで昼間の仕込み時間帯に働いていて、「是非、一度食べて下さい」と絶賛推奨。
一方、やはり行きつけのワインバーあんくるんのママや常連のMさんもやはりおひとの焼き方であるMさんの腕前を激賞。

先日あんくるん主催のディスコパーティーでおひとのMさんとお会いする機会がありました。
こうなっては是非訪問せねば、ということになり、ホワイトラベルのマスターGさんと常連のNさん、H夫妻の5人で新地に繰り出しました。
予約は全てNさんが段取り。
希少部位を中心にしたおまかせでお願いしました。


日宝新地レジャービルの一階、通路の奥まった所にあります。



L字カウンターの小さな店。
掃除の行き届いた店内。


テーブルには野菜スティックのセット。


串から焼鳥をはずす道具。
チキナーと言って東京の伊勢廣オリジナルだそうです。
伊勢廣は昼しか行ったことがないので、初めて見ました。


まずは生ビールで乾杯。


焼鳥が出てくる前にツマミを頼みます。
焼きにんにくのたまり漬け


白レバーのたたき


お造りではなく、ほんのちょっと外側を炙ってあって、トロトロの肝とわずかにカリッとした食感の差が絶妙。


自家製レバーパテ



マストアイテムです。
パンにつけて。


ワインに切り替え。
この店はお酒の品揃えにこだわっています。
今日はGさんのセレクトでオーストラリアの赤ワイン


皮の佃煮



心臓の造り


コリコリしていて美味しかったー。


焼きものが出始めました。
みさき(メス鳥のテール)


背肝(腎臓)


 ささ身の塩昆布和え


大阪らしい食材を使ったアテにぴったりの逸品。


小豆(脾臓)
これは私も初めて。


箸休めに大根おろしでさっぱり。


血肝(肝臓)


おたふく(リンパ腺)
これも初めて。
プリプリしていて美味。


銀皮(砂肝の縁側)
砂肝の外側の部分だそうで、普段食べる砂肝と異なり意外と柔らかいので驚きました。


食道の湯引き
メニューにはないものですが、出してくれました。
なんとなくミミガーにも似た食感と、さっぱりした味わい。


丸ハツ(心臓)
これは人生二回目。
ハツ好きの私には堪りません。
丸ごと一個頬張ると、想像以上の柔らかさ。
また食べたい!


さえずり(気管の下)
だんだん渋い部位になってきました。
まるで焼肉のよう。


ホルモン(腸)


胃袋
外側はプリプリ、内側はヌルっとしていて
「ああ、ミノと同じだな」
と当たり前のことを考えてしまいました。


えんがわ(手羽先の皮)
只の皮でないところが、この店らしいこだわり。


大動脈
いよいよホルモンも佳境に入ってきました。


金針菜
可愛らしい。


水茄子
これもスペシャル。


大阪に来て気に入った食材の一つ。
焼鳥でくどくなりがちな口がミョウガとネギも相まってさっぱりとします。


ちょうちん(玉ひも)
これは私の好物の一つ。
破れると黄身が飛び散るので一個丸ごと口に入れます。


白子
これは一串しか用意できなかったそうで、みんなでシェア。


豚バラの生姜巻
Mさんはこれから正肉を焼こうと思っていたそうですが、ここで我々がギブアップ。
もう一本も入りません。
Mさんが繰り出す見事な焼鳥の数々に、完全にKO負け。


 〆のスープ
鶏ガラ醤油ラーメンみたいですごく美味しかった。


片時も目を離すことなく火加減、焼き加減をコントロールしながら、焦げ目に挟みを入れ、真剣勝負で焼き上げるMさん。
焼き台の前ではちょっと恐いですが、普段はにこやかで優しい笑顔。
フェイスブックでもお友だちになりました。

撮影・掲載許可済み
さすがに希少部位をこれだけ食べると、お会計はちょっと高くなりました。
リーズナブルなコースもありますので、それでも十分この店の実力を知ることが出来るでしょう。

ごちそうさまでした。
また、伺います。




関連ランキング:焼き鳥 | 北新地駅大江橋駅西梅田駅

もう一軒行こう、と我々が向かったのは、堂島アバンザ裏の酒肴人
ツマミにこだわったダイニングバー。
お昼は三昧人の店名で身体に優しい食材を使ったオーガニックランチを提供し、女性に人気の二毛作のお店。


先日のディスコパーティーのもう一人の主催者でもあるTさんは、通称親方と言われるバー界の重鎮。
あんくるんのママからも推薦されていたお店です。



皆、思い思いのドリンクをオーダー。


私の白ワインに付いてきた突出し。


Nさんが頼んだビールの突出しとは異なる組み合わせ。
それぞれのお酒に合う料理を出すのがコンセプト。


あいにくラストオーダーの時間でしたので、一杯だけ頂いてお開き。
フェイスブックでお友だちになった親方ことTさんにご挨拶して店を後にしました。




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この5人の顔ぶれでは、ちょっと飲みたりないと感じるのは当然。
タクシーに分乗してホームグラウンドに帰ってきました。
バーホワイトラベル


お見事な焼鳥希少部位のオンパレードを反芻する会。
お腹いっぱいのはずなのに、タマゴサンドには手が伸びます。


H夫妻がお帰りになった後、マスターとNさんと仕事の話。
そんな真面目な話が出来るのも、この酒場の良さ。
1時過ぎに急に睡魔が襲って来たので店を後にしました。

そういえば、明日は同期と焼鳥だったな。



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