四半期に一回の頻度で開催している職場の京阪会。
私が言い出しっぺで、京阪沿線ゆかりの職場のメンバーで作った親睦会も、はや5回目。
本日の参加メンバーは7名。
今日の会合は関目、という渋いチョイス。
私が小学生の頃既に複々線だった守口~京橋間に位置する駅です。
京阪沿線に22年住んでいた私ですが、この駅で降りるのは初めて。
駅を出て目の前の京阪国道を渡ると狭い路地が続く古い住宅地。
渋い店や古い街並みが続きます。
偶然通りかかった関目神社でお参り。
都島通を渡ると、目指す魚伊本店はもうすぐです。
この建物は平成7年築だそうですが、老舗の鰻屋らしい佇まい。
店内では持ち帰りのお弁当やかば焼きを販売しています。
梅田の阪急や阪神の食品売り場にも出店している、よく知られた店。
土用の丑の日も間近。
夏バテ予防の企画です。
本日の鰻は愛知県産。
我々は二階席に案内されました。
店の奥に別棟があり、脇から階段を上ります。
二階にも暖簾があり、それをくぐると玄関で靴を脱ぎます。
廊下に沿って個室が並んでおり、我々はそのひと部屋に通されました。
畳にテーブルと椅子、という寛げるスタイル。
まずは乾杯。
鰻以外にも天ぷらや刺身、くじらなど豊富なメニューがありましたが、今日は鰻尽くしで行こう、と一同合意。
骨せんべい。
鰻やわから煮。
八幡巻。
うなぎの燻製。
初めて食べました。
辛子を少しつけて。
一同が熱望したう巻。
三人前焼いて7つに切ってもらいました。
アツアツフワフワ。
中の鰻とのコラボがたまらない食感。
お酒はウイスキーハイボールに変えました。
肝焼き。
うざく。
人気のう巻を始め、一品料理をもうワンラウンド。
みんな美味しい鰻に飢えていたのか、店の雰囲気につい気が大きくなったのか、続々とオーダーします。
いよいよ白焼へ。
保温式のお重に入って出て来ました。
カリッとした関西風の地焼き。
鰻そのものの味がよくわかります。
いかにも相応しい名前です。
さて、〆はうな重。
皆それぞれに好みのお重を頼みます。
これは最上級のうな丼(特上)。
私はひつまむしにしました。
ご飯の上には短冊に切った鰻が。
お新香。
出汁茶漬け用の薬味。
しゃもじでひつまむしをかき混ぜます。
一杯目はそのまま。
二杯目以降は出汁茶漬けで。
京阪沿線にまつわる今昔物語に花が咲きます。
7名中5名が枚方市にゆかりがあることから、話題はやや枚方ネタが優勢。
もう当分鰻はいらない、という位すっかり大満足の大満腹。
お会計は京阪会のレギュラー価格よりはお高くなりましたが、素敵な個室で3時間鰻尽くし、夏バテ防止までできたとあって、まあよかろうということに。
店のそばは旧京街道。
道理で込み入った細い道が残る歴史的な町が関目なのだ、と改めて思いながら駅に向かってそぞろ歩きました。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。