毎朝通勤で通る国道一号線の一本北の道。
曾根崎の古い飲み屋が残る一角にある鮮魚卸の堀久商店。
この店が何カ月か前から曜日限定ランチのマグロ丼を供するようになりました。
ずっと気になっていたのですが、会社からもちょっと離れているのでなかなか訪問が叶いませんでした。
今日は一人メシ、しかも久しぶりに涼しいとあって、思い切って遠征することにしました。
場所は鮮魚卸店の西隣り。
東隣には先日訪問したタイ料理のタイ-ヤ-タイがあります。
食堂部門は普段は駐車場。
にわか仕立てのビニシー系食堂に早変わりする二期作的な運用。
マグロ丼という文字の何とインパクトのあることでしょう。
休市日に合わせて水曜休みというところに、ネタの鮮度にこだわる店の姿勢が伺えます。
マグロ丼の並と大以外に、二種類ありました。
一つはマグロとシマアジとカンパチの丼。
しかし既に売り切れ。
もう一つはマグロとマグロのホホ肉ステーキ丼。
非常に悩ましい選択ですが、ここは定番のマグロ丼。
気が付けば「大盛とお汁」と口走っていました。
海の家のような簡易仕立ての店内。
ビニシーの中はエアコンが効いて快適。
まだ新しいので壁もテーブルも綺麗。
奥が厨房になっていて、注文を受ける度に大将がマグロを捌いています。
混雑していたせいか15分以上待ちました。
それともオーダーが通っていなかったのかな。
見事な生マグロがドッサリ!
蛤汁は当然とはいえかなりの大きさ。
赤身や中トロなどいくつかの部位がザク切りでテンコ盛り。
醤油を垂らしていただきます。
口の中で様々なマグロの味が重なり合います。
マグロってやっぱり美味しいな、と再認識。
これで700円とは安い。
蛤はこのビッグサイズ。
お椀も大きいのでこれだけでもお腹いっぱいになりそう。
マグロがいっぱい食べたかったので大盛にしたのですが、当然ご飯も大盛。
食べても食べても一向に減りません。
この辺りでギブアップ気味。
大盛り断ちの禁を破った罰、ということでしょうか。
なんとか寄り切りました。
並でよかったな、と反省。
しかし旨かった。
店員の皆さんは明るく元気な接客をしてくれます。
厨房の男衆も含めて魚屋らしい活気のある店。
表まで見送りに来てくれた看板娘のお姉さんにお願いして看板の前でポーズ。
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