2014年1月18日土曜日

世界遺産を訪ねる広島の旅② 宮島「牡蠣屋」で牡蠣尽くし。霊峰弥山に登山し、帰りは干潮の厳島神社の大鳥居に触る

厳島神社の優雅で華麗な建築を楽しんで、入江をゆっくりと散策しているうちに時計は13時。
ブランチの穴子飯も消化したようですので、そろそろランチへ。
狙いはもちろん牡蠣

訪れるお店は表参道商店街にある、その名も牡蠣屋
宮島牡蠣を焼いて四十年の職人が2008年9月に牡蠣だけを扱う専門料理屋としてオープンさせたそうです。


お店の前には牡蠣殻が山積み。
通りまで焼きがきの香ばしい匂いが漂っています。


ドアを開けると、入口脇で牡蠣を焼いています。


こちらは生牡蠣
鮮度が良いから生でも焼いても美味しいのです。


店内はこうした観光地には珍しいモダンな造り。


ガイドブックで見た牡蠣屋定食にしました。
メニューには載っていませんが、店員さんに確認。
いわゆる「全部入り」定食ですが、生がきだけは別。
そこで生がきは別注しました。


もちろんワイン
この店は品揃えが豊富で、グラスで飲めるのが有り難い。


どの牡蠣料理に合うか、細かく表示されています。
せっかくですから広島のワインを。
三次ワイナリートモエという銘柄。


華やかな花の香りが広がるシャープで程よい酸味の辛口。


まず焼きがきが出てきました。
これは牡蠣屋定食に含まれています。


素材ももちろんですが、火力の大きさが旨さの秘訣とか。


別注した生がき
鮮度の良い地御前産


白ワインと共に。
至福の時。


牡蠣屋定食
定番牡蠣料理のオンパレード。


かきめし
牡蠣の煮汁を使った炊き込みご飯。


別に仕上げた煮カキを後から添えるので、プリプリです。


牡蠣屋のオイル漬け
オイスターソースで炒めた牡蠣をグレープシードオイルに漬け込んだ濃厚な一品。
お持ち帰りの瓶詰めを売っていました。


定番のかきフライ


味噌汁お新香


味噌汁からまさかの牡蠣が現れて嬉しいサプライズ。


ゆったりと食事を楽しみ、大満足。
もう少し宮島を散策します。



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牡蠣屋魚介・海鮮料理 / 広電宮島口駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


千畳閣と呼ばれる豊国神社


秀吉の命によって造営が始まったのですが、秀吉の死後未完のまま現在に至っています。


見下ろせば先ほどお参りした厳島神社の本殿が見えます。


せっかく来たので霊峰弥山に登ってみることにしました。
宮島ロープウエーの下は、やはり世界遺産の原始林。


途中の榧谷(かやたに)駅でロープウエーを乗り換えて獅子岩展望台へ。


瀬戸内海の絶景が見渡せます。


獅子岩展望台から弥山山頂までは徒歩30分。
途中の弥山本堂


雪がちらつく天気でしたが、暑くて汗をかくほど。
ようやく山頂に着きました。
弥山山頂展望台からの360度のパノラマ。
頑張って登った甲斐がありました。




麓に降りてきてびっくり。
潮が引いて、大鳥居の足まで見えています。
皆降りてそばまで行っているようです。


私も降りてみました。


振り返れば社殿もこんな感じになっています。


下から見上げればすごい迫力。



実はこの大鳥居の根元は海底深く埋められているわけではなく、自分の重みだけで建っている
のです。
鳥居上部の島木は箱形の造りで、中にこぶし大の玉石約7トンを詰めて重しにしています。
また主 柱・袖柱あわせて安定感のある6本足とし、柱と屋根の交差する部分には特殊な造りのクサビがほどこされて、柱と屋根の動きやひずみなどを自然に吸収しているのです。
海底部分は松材の杭を打って地盤を強化したうえで、その上に布石を並べて基礎の代わりとしています。


大鳥居の高さは約16メートル、主柱の周囲は約10メートルもあり、しかもクスの自然木。
クスの木は、腐 りにくく虫に強いためです。


大鳥居に触ってみました。
フジツボには硬貨が。
観光客が記念に埋め込んで行くのですが、これは鳥居が傷むので、しないように。


次第に日暮れて来ました。
弥山に登ったお陰で厳島神社の二つの姿を見ることが出来ました。
そろそろ広島へ戻ります。

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