もちろんうだまのうどんが。
「Mのランチ」という関西の人気ブログでもつい先日、再度紹介されていたので、一段と行列が伸びているかなと思ったのですが、珍しくすんなり入店できました。
とり天にも激しく惹かれましたが、うどんと揚げものでは炭水化物摂り過ぎなので我慢。
カウンターの上を見上げるとお店から新価格・新メニュー変更のお知らせ。
しかも今日から!
景気は回復基調だと言うけれど、実感は湧かないし、サラリーマンの懐もますます厳しくなるなぁ。
ちなみに新メニューはこんな感じ。
全てではありませんが、一部のメニューで数十円値上がりしています。
今日頼んだのはリニューアルした和牛焼肉玉うどん。
ここは普通盛で400gと多いので、小盛250gにしました。
これで丁度いい。
この月見の絶妙の半熟加減はかなり高度な技術。
和牛焼肉は別皿で供されます。
もちろんうどんの出来上がりに合わせたジャストタイミングですからアツアツ。
卓上の天かすと七味を振って。
ここは出汁が抜群に旨いんです。
ウルメ節、鯖節、宗田鰹節と羅臼昆布で取ったもの。
流行りのイリコを使わず、もちろん無加調。
全ての仕事が丁寧なのです。
麺はさぬきうどんのような極太麺ですが、さぬきとは全く異なる独自のうだま麺とも言うべきもの。
しっかりと粘りのある噛み応えながら、スルスルを喉を通りぬけていく滑らかさを持った極上の麺。
お店自ら極浄うどんと名乗るだけのことはあります。
焼肉は別皿になっているので、繊細な出汁の味を変えてしまうことはありません。
その逆もしかりで、焼肉の味がぼやけてしまうことも無いのです。
旨いなぁ。
どんなに慎重にコントロールしても、あっという間に出汁に卵黄が拡散するからです。
今日は半分ほど食べた所で卵黄に箸を入れ、すかさず麺を絡めて食べ進みます。
それでも出汁は卵に支配されます。
もちろん卵好きの私には問題はないのですが。
この出汁を残す訳にはいきません。
完食完飲。
久しぶりのうだま。
炭水化物を気にしなくていいなら、週イチのローテーションに組み込みたいお店です。
味もサービスも抜群。
回りの友だちにも
「間違いないから、絶対食べに行ってみて」
と勧める素晴らしいお店です。
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