私のお気に入りの居酒屋で、いつもは一人酒で使いますが今日は三人でテーブル席。
私はいつも来ているので、注文も偏りがち。
今日は二人にオーダーを任せました。
Y君が選んだたいの子。
M部長は高野しいたけ。
奥さんのオススメから若ごぼう煮。
お造りは彼らの希望で三種盛り。
剣イカ、サヨリ、赤貝。
とにかく魚は何を食べても旨い店。
Y君希望の白子天ぷら。
炭水化物ダイエット中の私なら絶対選ばないメニューですが、せっかくなので一切れ。
ふんわりした白子がカリッとした衣の中から現れて、食感の変化の妙。
旨い!
M部長チョイスのカマス塩焼。
Y君が注文したわかさぎフライ。
やっぱり人に頼んで貰うと自分が頼まない物が食べられていいな。
好き嫌いはないから何でもOK。
金目鯛味噌漬け。
絶妙な漬かり具合で甘みが引き立っています。
あらかじめ取り置いてもらっていた名物の寿司。
鉄火細巻き。
鯖棒寿司。
もろに炭水化物ですが、ここに来たら食べないわけにはいきません。
焼酎のお湯割りを飲みながら3人で転勤生活を振り返ります。
私は2年2ヶ月、M部長は1年9カ月、そしてY君は5ヶ月。
Y君が最近始めた山歩き、M部長のお寺巡り、そして私はバイクと食べ歩き。
本社でも机を並べていた仲間たちとの飲み会はお酒も進みます。
そろそろ河岸を変えよう、といつものバーに二人を誘いました。
もちろん向かったのバーホワイトラベル。
部員のY君に私の仕事哲学を話します。
いささかオジサン臭い説教かな、と思いながらも、私もかつて諸先輩から聞いたさまざまな仕事の経験談やマネジメント術、サラリーマンに欠かせない処世術などは飲み屋で聞いたのが一番記憶に残っているからです。
仕事も私生活も、人生がいろんな意味で大きな変化を余儀なくされる転勤。
サラリーマンですから辞令一枚でどこでも行くのは当然ですが、見知らぬ土地で文化も言葉もお作法も違う仕事や生活を一人で続けるには、それなりに精神的なタフさと柔軟性が必要です。
心強い同僚たちがいて本当に良かった、と思いました。
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