昨夜東京出張から戻って真っ直ぐ自宅に帰ったので、今日は地元で飲みたい気分。
東天満にあるお気に入りの居酒屋美尋に電話すると
「一人なら大丈夫です」
と奥さんの返事。
最近益々人気が出て来て入りづらくなって来ました。
生ビール。
暖かくなってきたので、今日はジョッキで。
カウンターの上の大皿料理から品定め。
これが楽しい時間です。
菜の花からしあえ。
さざえのツボ焼き。
大好物がありました。
ワタまで綺麗にいただきます。
焼酎の水割り。
今度は目の前のネタケースを物色します。
結局マスターにお任せでお造りの美味しい所をお任せで作ってもらいました。
鰆のタタキは珍しいな。
ホタルイカは酢味噌で。
マスターの出身は富山。
ホタルイカ談義で盛り上がります。
「生では食べないんですか？」
「地元じゃ生では食べないですよ。近頃は流通もいいし、珍しいから都会では重宝がられるけど、茹でて食べるのが、甘みが出て一番美味しいですよ。私らはしゃぶしゃぶにしますね」
なるほど、勉強になるなぁ。
大阪に来て覚えたヨコワ。
中落ち。
鯛。
ネタケースで気になっていた牡蠣を焼いてもらいました。
じっくり時間をかけて天火で。
プリプリしていて美味。
今月初めに岡山の日生でカキオコを食べたことを思い出しました。
締めはメカブ。
旬は実に美味しい。
ぬめりのあるメカブをズルズルっと頂きました。
土佐酢に酢を足したマスターの絶妙の味付けで口の中がさっぱりします。
カウンターの隣に座り合わせた常連さんをマスターが紹介してくれました。
「キャノンデールさんのブログのおかげで若い方も新しいお客さんで来るようになったんですよ」
と言われて照れくさい気分。
人気が出ることで自分の予約も取れないという複雑な現象も起きるのですが、そこはいいとしましょう。
私の店ではなく、みんなの店なのですから。
流れてきたのはもちろんホワイトラベル。
常連さんも一見さんも、カウンターに座れば人類皆兄弟。
久しぶりの美人常連さんともお会いし、話は深まります。
時計の時間が定かではないので、午前様になったのか、それより早く帰ったのかは釈然としません。
しかし気がついたらソファーに座って外は明るくなっていました。
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