長く厳しい今年の冬でしたが、ようやく梅も見頃という便りが聞こえてきました。
今週のツーリングは泉南市の金熊寺(きんゆうじ)梅林。
大阪市内から阪和道で1時間。
そこは和歌山との府県境に近い山深い所。
小高い山全体が梅林になっていて、梅の花の薄桃色と、仄かな甘い香りに包まれています。
おでんなどを売っていて、梅の木の下の縁台で一杯やっているグループもいました。
梅を見ながら座敷ですきやきも食べれるようですが、私の今日のランチは別の狙いがあります。
花より団子というわけではありませんが、金熊寺梅林から府道63号線で山越えして和歌山県岩出市へ。
金熊寺梅林から最短距離で美味しい和歌山ラーメンが食べられる店をリサーチ済み。
国道24号線バイパス沿いの中華そば丸田屋岩出本店。
ロードサイドの大型店。
有名な和歌山ラーメンの老舗井出商店で修行した店主の丸田氏が2002年に開き、2010年にこの場所に移転。
のれんをくぐるとカウンターとテーブル席の広々とした店内。
厨房やホールの若いスタッフたちが元気な声で迎えてくれます。
店主の工夫でご飯ものも充実しています。
季節商品でいかなご釘煮飯もありましたが、注文はシンプルに中華そば。
テーブルには和歌山ラーメン名物の早すしと茹で卵。
ラーメンが出てくるまでの間、これを摘まむのがお作法。
茹で卵には塩を振って。
定番の中華そばが出て来ました。
濃厚な豚骨醤油味。
トッピングはメンマ、ネギ、チャーシュー、カマボコ。
丸い細麺を手繰ります。
濃厚なスープの引き上げも良好。
久しぶりの和歌山ラーメンはしみじみ美味しい。
ここの茹で卵は半熟でしたので、半分はラーメンに入れました。
完飲といきたいところでしたが、胃が小さくなったのか、残してしまいました。
和歌山ラーメンは大阪転勤以来これで四軒目。
それぞれに店の個性がありますが、濃厚な豚骨醤油はやはり和歌山ならでは。
炭水化物ダイエットで我慢していたラーメンですが、今日はツーリングなので解禁。
美味しいラーメンを食べて大満足です。
今度は県道62号線を北上して大阪府へ再び戻ります。
泉佐野市の山奥にある犬鳴山温泉。
その中でもひと際鄙びた山乃湯が今日のもう一つのお目当て。
「大丈夫かな、ここ」
という構えですが、この温泉郷の元湯で厳選かけ流し。
関西の温泉ファンには知られた所です。
大きなガラス張りの浴室。
緑の深い渓谷を眺めながら、貸切状態です。
硫黄の香りのする温泉は、湯の花が浮く薄緑色。
ヌメリのある泉質は美肌効果もありそうです。
1時間ほど命の洗濯をして、食堂で休憩。
風呂上がりと言えば、これでしょう。
梅、ラーメン、温泉と贅沢なツーリング。
まだ日の高いうちにハンドルを大阪に向けました。
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