浪速の居酒屋・バー好きにとって大きな財産を失いました。
火事の直後、私に十三を紹介してくれた同期のM君と連絡を取り合い、復興祈念の飲み会をやろうと企画しました。
お互いのスケジュールがなかなか合わず、ようやく本日開催となりました。
十三駅東口で現地集合。
阪急梅田からふた駅。
十三駅西口は閉鎖中。
何度も降り立った改札口が再び開くのはいつのことでしょう。
駅の陸橋からは焼け落ちた小便横丁の飲食街の手つかずな姿が見えます。
東口前にM君が待っていました。
今日はもう一人、十三に詳しいグループ会社のUさんもご一緒です。
日が暮れる前に西口の現場に向かいます。
かつては豚骨ラーメンの匂いが充満していた西口は、完全にブロックされ、まだきな臭い匂いがします。
なんと十三トリスの江川店長自ら街頭に立って署名と募金活動を行っています。
撮影・掲載許可済み |
思わず激励の声をかけ、野口英世を募金しました。
賽銭をケチる私が太っ腹なことです。
東口を少しパトロール。
酒屋の角打ち。
渋い配達用の自転車です。
いかにも大阪らしい商店街が広がっています。
西口ともまた違う表情。
ここがUさんが開拓した寿司屋。
事前にリサーチしましたが、全くネットに情報が載っていなかった今時珍しいお店です。
奴寿し。
天満の有名な奴寿司の親戚筋にあたるとか。
狭い通路から引き戸を開けて暖簾をくぐります。
猛烈に狭い店。
いきなりL字カウンター。
背中にはスペースがありません。
階段の下がコンロになっています。
乾杯!
もちろん瓶ビールで。
住所と電話番号が載った貴重な箸袋。
持って帰りましょう。
お寿司は二カンでこのお値段。
十三価格です。
突出しはホタルイカの酢味噌。
美味しい季節だなぁ。
ガリもセットされました。
「おすすめから攻めてみようよ」
と私。
ネタケースも気になります。
マグロ炙り。
白子焼き。
プリン体大爆発ですが、旨いものは旨い。
白子焼きといえば日本酒でしょう。
秋鹿にしました。
実に合う。
下に昆布が敷いてあるのが大阪っぽくていい。
そろそろ走りの水なす。
大阪の夏の風物詩です。
赤かぶと一緒に。
作りを盛り合わせてもらいました。
マグロもいいところ。
次は加賀鳶を。
注文毎にプラスチックのプレートが積まれていきます。
麻雀の点棒のように後でカウントするのでしょう。
なんだか懐かしいスタイルです。
私が食べたかった生たこぶつ切り。
プリプリして美味しい。
握ってもらいます。
銘々がお好みのものを。
私は子持昆布。
そしてハマチ。
開拓精神旺盛なUさんがオススメするだけあって、安くて旨くて実に使い勝手のいい寿司屋です。
三人三様の十三西口の思い出を語り合います。初めてご一緒したUさんも、私と居酒屋の趣味が合う方で意気投合。
エンジンも暖まった所で二軒目へ向かいます。
↓ クリックお願いします(^^)/
奴寿し (寿司 / 十三駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3
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