観光通り電亭で路面電車を降りて、昨日も来たベルナード観光通りのアーケードに入ります。
少し歩くと商店街に現れるのがレストラン メイジヤ。
呉服屋さんの二階にあります。
長崎名物トルコライスフェア開催中。
大阪でもトルコライスはポピュラーな洋食メニューですが、長崎のそれは名前は同じでも中身が違うと言うので実地検証に来たのです。
ファミレス風の店内。
11時半に来たのですが、この後たちまち地元の人たちで満席となりました。
窓際の商店街が見える席。
豊富なメニューはどれもオーソドックスな洋食屋さんのそれ。
片っ端から食べてみたい気になります。
しかし、今回の旅行の目的を外すわけにはいきません。
もちろんオーダーはトルコライス。
ハンバーグがのったよくばりトルコというものにしました。
もちろん、サラダやコーヒーなどという余計なものはいりません。
この後吉宗(よっそう)で巨大茶碗蒸しを連食する予定だからです。
ウェイトレスの皆さんはどちらかというと私に年齢が近い方が多かったですが、皆さんとても丁寧な接客で好感が持てました。
わくわくしながら待つこと10分。
ついに長崎トルコライスとご対面です。
大きなお皿にドライカレーとケチャップスパゲティが半々で。
その上にとんかつがのっています。
普通はここまでが基本形ですが、私が頼んだよくばりトルコは更にハンバーグがのっています。
ソースはドミグラス。
実は長崎のトルコライスは店によってアレンジが異なり、ソースや具材などに違いがあります。
事前に調査を行い、地元の方に人気のこの店の組み合わせが最も私が食べたいものだったのです。
参考までにこちらが大阪の堂島の喫茶店パウゼのトルコライス。
大阪の代表的なトルコライスですが、ドライカレーをオムライスのように薄い玉子焼きで包み、そこにとんかつをのせてデミグラスソースをかけています。
まさに、所変われば品変わる、というわけです。
【参考】大阪のトルコライス |
店によってはバターライスのことも。
洋食の付け合わせで使われる脇役専門のケチャップスパゲティ。
ナポリタンを使う店が多いようですが、私はこちらの方がトルコライスには相応しいと思います。
トッピングのハンバーグはこの店ならではのよくばりメニュー。
もちろんデミグラスソースですが、赤ワインソースやカレーソースを使う店もあります。
ハンバーグの下には基本アイテム、とんかつ。
撮影が終わった所で、いただきます。
このドライカレー旨い!
ケチャップスパゲティは私の大好物。
いつも洋食の付け合わせで申し訳程度にしか添えられていません。
これをお腹いっぱい食べてみたいという子供のころからの夢が、半世紀の時を経てついに実現しました。
幸せで胸がいっぱいになります。
いろんな組み合わせで食べてみました。
「全部入り」洋食とも言えるトルコライスならではの贅沢な食べ方です。
この辺りで口の中がくどくなって来ましたが、水を飲んで残りも一気に食べきります。
素晴らしい、の一言に尽きる料理でした。
男の夢とロマンが詰まった見事なB級グルメに感動。
満腹中枢が働き始める前に、急いでお会計を済ませて、すぐ近くの吉宗(よっそう)に向かいました。
↓ クリックお願いします(^^)/
レストラン メイジヤ (洋食 / 観光通駅、西浜町駅、思案橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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