傘が二本しかなかったので、めぐちゃんとみずちゃん、さいちゃんと私が相合傘で。
阪急中津駅に来たのは初めてです。
梅田からひと駅、十三との間に挟まれたこの駅がこんなにディープだとは知りませんでした。
宿題となっていた大衆酒場憩い食堂にようやく来ることが出来ました。
まさに駅直結。
というか、駅の一部です。
年季の入った暖簾が堪りません。
入口の暖簾の奥はカウンター席でおひとり人様用。
かなりのオオバコ店。
我々は奥のテーブル席に案内されました。
椅子は長椅子。
私はプレーン酎ハイにしました。
再び乾杯!
壁に下がっているメニューの木札も、これまた年季モノ。
テンションマックスです。
女性は阪急中津駅の公衆トイレが改札外にあるのでそちらを利用する方が無難ですが、トイレまでのアプローチは必見です。
いこい名物どて焼き。
たまご好きの私は、これを食べるために今日のツアーを企画しました。
だし巻。
圧倒的な存在感。
ほんのりついた焦げ色が美しい。
ブロガー仲間のさいちゃんもめぐちゃんも撮影に夢中です。
もちろん断面も。
グラビアアイドル撮影会のようなひと時が終わり、ようやくいただきます。
堪らなく旨い!
牛バラ肉の塩焼にガーリックフライがのっています。
まさに漢の食べ物。
串は抜いてシェア。
この作業が楽しい。
メニューにない塩焼そば。
みずちゃん曰く
「酒のアテはぜったい塩焼そばですよ。ソースと違って口の中で引っかかる感じがアテにぴったりなんです」
これには一同激しく同意。
酒飲み四人は、この「引っかかる感じ」を早速共有します。
やはりここでもポテサラの味を確認。
先程の大西酒店とは異なりますが、やはり王道の味。
茹で卵が半分入っているのに私は敏感に反応しました。
皆さんのご厚意により私がいただきました。
注文を聞き逃していた私は、出て来た謎の料理が何か聞いて驚きました。
「え、スルメの天ぷらですかっ!?スルメを天ぷらに??」
驚愕する私を見て、他の三人は更に驚愕しています。
「東京には無いんですか!?そっちの方が驚きですやん!」
秘密のケンミンSHOWの東 京一郎の気分です。
確かにスルメの天ぷら、と当たり前に書いてあります。
まだまだ大阪には知らないことがたくさんあります。
トマト。
「トマトには醤油が一番合うんですよ」
とみずちゃん。
確かに驚くほど旨い。
今度からこれでいってみよう。
串カツ。
玉葱が美味しい。
青と。
たっぷりの花かつおと醤油で。
バーべQという何ともユニークなネーミング。
ウインナーとベーコン。
なぜこれをバーべQと呼ぶかはさておき、赤ウインナーは高得点。
プレーン酎ハイは三杯目。
大阪の飲食店事情に詳しいみずちゃんから繰り出される豊富な知識に、我々3人はメモを取ったり、ブックマークをしたり大忙し。
彼が食べ歩いた店の秘蔵のフォトアルバムも見せていただきました。
お腹も一杯。
酔いも回りました。
しかし、もう一軒ノルマがあるのです。
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憩い食堂 (居酒屋 / 中津駅(阪急)、中津駅(大阪市営)、梅田駅(阪急))
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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