グランドフィナーレは鼎泰豊(ディンタイフォン)で小籠包と決めていましたので、總統府(ゾントンフー)からタクシーで永康街(ヨンカンジェ)へ向かいました。
しかしその前にいくつかクリアしようという目論見です。
連日行列だという天津葱抓餅(テンシンツォンジュァンビン)で名物の葱抓餅を立ち食いです。
小麦粉の生地をプレスし、それにネギを入れて鉄板で焼きます。
卵や、チーズ、ハムなどのトッピングもあり好みの味に仕立てられます。
私は卵入りにしました。
30圓。
特筆すべきはその焼き方。
お好み焼きのコテのような道具で生地に裂け目を入れながら何度もひっくり返します。
こうすることで、表面はサクサクしているのに、中はフワフワモチモチに仕上がるという寸法。
紙袋に入れて渡されます。
そのまま店の横で立ち食いです。
焼いている時は丸いお好み焼きのように見えましたが、確かに細かい繊維のように筋がたくさん入っています。
これがその食感の秘密なのでしょう。
一口頬張って大感動。
これは美味しいです。
ほんのり甘辛い醤油がフワサクの生地に絡みます。
大阪に住む私は、ソースで食べたら旨いだろうな、などと想像しました。
ハムやチーズを入れたらもっと美味しかったかなと少し後悔。
おやつにもぴったりの素晴らしい小吃でした。
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天津葱抓餅 (台湾料理 / 永康街)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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