月に一度の出張のチャンスに、仲の良い友と大好きな店を巡りたいのですが、それもままならないのがサラリーマン。
詰め込みのスケジュールで、予定は狂いっぱなし。
もちろん何時の新幹線に乗れるかなど、その時にならないとわからないので私はいつもエクスプレス予約。
仕事が終わってから、支社の職場へのお土産と自分の車中宴会用の弁当の物色時間を織り込んでスマホで新大阪止まりの新幹線を予約しました。
東京駅について大丸の1階で、悩んだ挙句職場へのお土産を決めてから、地下の食料品売り場へ。
まずはお弁当、総菜売り場を一周して大まかにコンセプトを決めます。
二周目で具体的な対象を絞り込み、三周目で購入。
前回は買い過ぎてしまったので、今回はおかずをメインにして、飯モノは寿司という組み立てにしました。
ほとんどが弁当、つまりご飯がついているのですが、そんな中で見つけたのはゑびすダイコクのおかず25品目。
幕の内弁当のような和のお惣菜が25種類。
彩も鮮やかですし、種類が豊富なのは私好み。
これならいい車中宴会ができそうです。
メインのおかずは魚と肉から選べますが、私は魚をチョイス。
焼鮭でした。
片やお寿司は平島の穴子寿司に一目惚れです。
先日の広島旅行の帰りの車中も穴子。
とにかく大好物なのです。
とろける一口セットというのが握りと巻物が入っていて、変化が楽しめそう。
これに決定です。
発車40分前に東京駅に着いたのに、時計を見るともう10分前です。
前回の出張もこうでした。
キャリーケースとリュックを抱えた中年サラリーマンは、汗だくになりながら階段をかけあがります。
「エスカレーター、どうして全部の階段に無いのかな」
とブツブツ。
大丸の地下から新幹線のホームは近いようで遠いのです。
今日は4号車。
更にホームを南に歩きつつ、売店を一つ一つチェック。
マストアイテムの茹で卵を確保するためです。
一番端の売店で発見し、スーパードライのロング缶とサントリー角ハイボールをゲットした時には発車のアナウンスが。
飛び乗りました。
心臓に悪い。
鞄を置いて、コートを脱ぎ、戦利品をテーブルに並べます。
車中宴会はセッティングから楽しい。
穴子寿司の包装紙には「長崎県対馬沖西のとろあなご」と書いてあります。
本日のメインはこのおかず25品目。
二本あれば当面大丈夫でしょう。
乗り遅れそうになってまで確保した茹で卵。
どうして各売店で売ってくれないのでしょうか。
穴子寿司の包装を解きました。
美味しそう。
蓋も取って記念撮影です。
新幹線はもう新横浜を発車しました。
理想的なおかず達。
居酒屋モード全開です。
四隅に置かれたおかずたちを確認。
ちょっとずつ色々食べたい私にはピッタリのチョイスだったと改めて自画自賛。
焼鮭の切り身は大きく、とても美味しい。
大好物の玉子焼きも薄味で私好み。
お酒は二本目。
ビールからハイボールへ。
穴子寿司にも取り掛かります。
小ぶりな握りはアテにもなるサイズ。
ツメの色も艶やかです。
巻物には胡瓜も入っています。
おかずと穴子寿司とハイボールの三角食べ。
学校給食のような正しい食事です。
食後のデザートタイム。
これが無くては始まらない、いや終わらないマジックパール。
ツルリと剥いていただきます。
絶妙な半熟。
そして塩加減。
家でも作りたい。
車中宴会で盛り上がり過ぎて、食べ終わった時は京都駅。
2時間も飲んで食べていたことになります。
万全を期して新大阪止まりに乗りましたが、寝ることもなく到着です。
電車を乗り継いで南森町へ帰ってきました。
今日はいつもより早かったので、止まり木のバーホワイトラベルで一杯飲むことにしました。
突出しはもちろん定番のタマゴサンド。
カウンターにはご常連さんの女性がお二人。
今年初めてお会いしたので、年始のご挨拶。
今日は1時間だけ、と決めて来ました。
ちょっとその時間はこぼれましたが、お会計を済ませて自宅へ。
明日からまた大阪の暮らしが始まります。
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