久し振りに同窓会があったことや、フェイスブックなどの便利なツールが発達したおかげもあります。
そんな仲間のひとりY君からメッセージ。
「君のブログによく出てくる竹うちに連れて行って欲しいんだ。あの鯖棒寿司にみんな興味があって」
メンバーはいつものM君とS君を含めた3名。
そのうちS君は、単独でもこの店に来ていて、その時は私が鯖棒寿司の事前手配をした経緯もあって、彼も既にお気に入りの店。
18時半に現地集合。
Y君が道に迷って遅れるという連絡。
とりあえず3人で乾杯です。
私が頼むとパターンが決まってしまうので、友人に選んでもらうことにしました。
一品から頼むのが常道。
たいの子。
いいだこ煮。
せりごま和え。
春を感じます。
そこへY君も無事到着。
改めて乾杯です。
じゃこえび塩ゆで。
やっぱりこの時期はかき酢。
トロトロ、プリプリです。
なまこ酢。
M君がポテトフライを頼みました。
魚と和食の店で唯一異色のメニューですが、私も頼んだことがありません。
初めて食べた皮付きのポテトは、さすがこの店だけあって美味。
しかも300円でこのボリューム。
私がキープしてある三岳をロックで。
お刺身を盛り合わせてもらいました。
美しい盛り付け。
しかも豪華な品々。
キアラ。
アオハタというハタ科の魚。
淡白で美味。
サヨリ。
赤貝。
活きの良さが違います。
持ち込んでいた三岳が無くなったので奥さんに次のチョイスを聞くと、赤霧島があるとか。
それは大好きな銘柄なので、渡りに船。
早速キープです。
ここで私が絶賛する出し巻玉子を頼みました。
どこからみても非の打ち所がない出来栄え。
白身の粗い混ざり具合が最高です。
シマアジ塩焼。
いつもは一人なのでとても食べられませんが、4人だと分けられるので色んなものが食べられて嬉しい。
脂がのって美味しい。
かきフライ。
せっかくですからフライも。
皆の意見が一致。
煮魚は金目鯛。
王道の間違いない味。
ここでマイブームの煮魚の残り汁を使った卵かけご飯。
この後鯖棒寿司を食べるので、ご飯は少な目。
ここに残った煮魚の汁を垂らします。
粗めに撹拌。
甘辛い汁が卵の旨味を引き立てる最高のTKG。
中年4人組の食欲はとどまるところを知りません。
名物の鯖棒寿司の前に鉄火巻。
これもこの店の人気メニュー。
太巻きにたっぷりとマグロが入っています。
食べ応えありの一品。
そして〆はお待ちかねの鯖棒寿司。
浅締めの脂ののった鯖は美しく輝いています。
この厚み。
そして絶妙の〆加減。
友人たちも皆感動です。
同級生と飲むと、当然ながら思い出話。
小学生の頃の大阪万博に始まり、話題は時空を超えて飛び交います。
高校が同じだったY君、S君は、当時ヤンチャだった頃の私の秘話を次々に暴露しますが、どうにも記憶がありません。
都合の悪いことは忘れているようです。
興も乗ってきたので、もう一軒。
マラソンマンのY君は、明日早朝に走るというので、先に帰りました。
M君、S君を連れて、私の止まり木ホワイトラベルへ。
サラリーマンも終盤戦のM君と私、脱サラして自営のS君、共通の話題は、サラリーマン人生を振り返ること。
中学、高校、大学、社会人とそれぞれの人生は分岐を重ねていても、同級生という何物にも代えがたい深い絆を感じました。
大切にしたい友と再びつながることができたのも、私の転勤のおかげだな、と人生の不思議を感じました。
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