今日は月に一回の本社での定例会議。
今回も朝から18時まで会議を詰め込み、今日は合計8本。
月一回で何でもこなそうとするから無理が生じるのですが、そこは宮仕えの身ですから従うしかありません。
そんな出張モーニングは、朝からリゲイン並みのエネチャージをしておく必要があります。
今日は朝ラーにしました。
昭和レトロなオヤジビル、新橋駅前ビル1号館の地下1階にある三松。
うどん、そば、ラーメンと麺類なら何でもござれという、総合スタンドそば屋。
L字カウンターの正面に腰掛けます。
「昔ながらの手法」
「注文式」
という郷愁すら感じる謳い文句。
この店は、昔同じ職場だった元同僚の飲み友達Kちゃんが朝食で愛用していることから、私も今日は彼に倣って食べてみようと暖簾をくぐったのです。
朝ラーと決めていたので、ヘルシーな若めラーメンにソーセージの天ぷらをトッピング。
いわゆる天ラーです。
70は過ぎているであろうお母さんが切り盛り。
同世代と思われるお父さんが朝蕎麦をすすりながら、お母さんと親しげに話しています。
女店主目当てに喫茶店に毎朝モーニングを食べに来る的な感覚でしょうか。
そんなくだらないことを考えているうちに、私の目の前に若めラーメンソーセージ天トッピングが出てきました。
昔懐かしい醤油味のシンプルなスープ。
メンマは細切り。
チャーシューはもも肉なのか、固そうです。
薄切り。
巨大なソーセージ天。
このジャンクかつ素朴な天ぷらの素材は、私の大好物の魚肉ソーセージ。
まずはラーメンをすすります。
細目の縮れ麺。
あっさりした醤油スープとの相性は良好。
ソーセージ天にラーメンのスープが滲みて、衣が溶解しつつあります。
天ぷらうどんにも通じる食感と風味が楽しめます。
もちろんラーメンだからといって特段の不具合はありません。
ワカメ(この店では若めと表記)は麺類全てに合うオールマイティーな具材。
シンプルな中華そばですから、中盤からは胡椒を利かせて味の変化を楽しみます。
残ったスープに、ソーセージ天から剥離した衣が浮遊しています。
これこそが天ぷら蕎麦の旨味にも通じる食味食感の楽しさ。
上手に作ったインスタントラーメンのような味。
もちろん賛辞です。
当然、完食完飲。
しっかり食べて、身体は覚醒。
出張サラリーマンの一日が始まります。
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三松 (うどん / 新橋駅、汐留駅、内幸町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.1
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