富山県に入りました。
疲れを癒している間にツーリングウェアをコインランドリーで洗濯し、部屋に戻って今宵の作戦を立てます。
繁華街からは少し離れた場所にあるので、徒歩で行ける飲食店は限られます。
そんな中から、海岸沿いの大きな道の駅にある回転寿司をピックアップしました。
チェーンと違って、仕入れは地元ですし、大量仕入れのメリットは個人経営の寿司屋よりも遥かに大きいからです。
平日の夜、しかも地方都市で夜の20時とあれば、もう十分遅い時間。
オオバコ店なので閑散として見えますが、閉店前1時間で、田舎の寿司屋としては、まずまずの客の入り。
まずは生ビール。
今日のおすすめが大きな黒板に書かれています。
本日入荷ネタ。
定番メニューもチェック。
四日目にして富山入り。
ここは、ほたるいか沖漬けからというのが定石でしょう。
なかなかいいスタートです。
板長おまかせ刺身三種盛り。
がんどぶり、すずき、バレンかじき。
聞きなれない名前が混じっています。
聞きなれない名前が混じっています。
がんどぶりとは、ぶりの若魚のこと。
能登地方の呼び名です。
ぶりといえば、富山の名物。
実に旨い。
北陸、しかも海鮮といえば、当然日本酒。
富山の地酒飲みくらべ三種を頼みました。
黒部峡、曙獅子の舞、若鶴。
ふくらぎ(ぶりの若魚で、がんどぶりよりも一段階若い)、あんかん(ウスバハギのことで、ハギの親分のような大きさ)、バレンかじき(背びれが弁当の仕切りに使うバレンに似ているかじきだから)。
「天然の生簀」と呼ばれる富山湾を抱える氷見ならではのバラエティ。
「天然の生簀」と呼ばれる富山湾を抱える氷見ならではのバラエティ。
アルコール度数50°の富士山麓ハイボール。
これで一気に酔って、海岸沿いを185キロ走った疲れを溶かしましょう。
更に白身三種。
つかい鯛(メジナ)、黒鯛、すずき。
脂がのっています。
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