幹事のＫ君が手配したのは、桜橋交差点そばの若の台所 北新地店。
三代目若乃花プロデュースの個室居酒屋。
こだわり野菜と佐賀県産麓どりがウリ。
個室には既にちゃんこ鍋がセットされています。
ゆず香る！麓鶏のゆず塩ちゃんこ鍋、だそう。
飲み放題の種類が豊富なのに驚きました。
特にカクテル系。
女性や若者を意識しているのでしょう。
オジサンには無縁なラインナップ。
ちゃんこ鍋は時間がかかるそうなので、コンロに火を付けます。
卓上には突出しの枝豆。
乾杯です。
私は生ビール。
発声は、来月いっぱいで帰任するＭ部長。
ぐつぐつと煮えて来ました。
「きょうはちゃんこ鍋だけです」
と冗談を飛ばすＫ君の言葉を一瞬信じてしまいましたが、ちゃんと他のお料理が出て来ました。
新鮮野菜のこだわり特製ポテトサラダ。
若乃花流海鮮カルパッチョと特選合鴨と刺身蒟蒻ゆず胡椒風味。
自家製串打ちの麓鶏串焼き。
個室の中が鍋の熱気で熱くなってきました。
生ビールをもう一杯。
ちゃんこ鍋は食べ頃のようです。
取り分けていただきます。
そこへ料理が続々と出て来ます。
揚げ物2種盛り合わせ。
中華点心2種盛り合わせ。
会は色んな思い出話があちこちで盛り上がっています。
私はデュワーズのハイボールをダブルで。
締めの麺。
私は更にハイボールのダブルをお代わり。
ここで私が仕切りを入れて、我が部での在席８ヵ月のＦ君、2年２ヵ月のＹ部長に、それぞれ一番印象深い出来事を披露してもらいました。
締めのデザートは愛知県産蔵出し抹茶モナカ。
記念品贈呈。
フリクションボールを多用するＦ君には、その豪華版を。
いつも紐靴を履いていて、ランチの時に靴ベラを探すＹ部長には、レザーをあしらった携帯用靴べら。
２人からそれぞれお別れのご挨拶。
我が部の部員たちへの謝辞が延べられました。
最後は私から送る言葉。
本社は大きな組織ですが、自然体でいて欲しいことと、大阪で過ごした一日一日を決して忘れないで欲しいとお願いしました。
宴の後はいつもの記念撮影。
お店の前で店員さんに全員の集合写真のシャッターを押してもらってお開きです。
寒風が吹く北新地から、それぞれ家路につきました。
ぽっかりと心に穴が開いたような気分です。
私より後に来た部員がどんどん先にいなくなる寂しさを感じて、地元南森町に戻って、いつもの止まり木のドアを開けました。
バーホワイトラベル。
時間はまだ20時半、お客は私だけ。
スタッフのＫさん相手にひとり酒。
しばらくして常連のＫさんが現れました。
私のハイボールもグラスが重なります。
程よく酔いました。
咳風邪が治らず二日間禁酒したので、いつもより酔いが早いようです。
そろそろ帰ることにします。
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