行列の先頭だったので、最前列に座ります。
下船して宮島に上陸。
鹿がお出迎えです。
鳥居をくぐると、大鳥居がすぐ近くに見えます。
この時間は潮が満ちていました。
いつ見ても、何度見ても感動します。
11月末とあって、最後の行楽シーズンなのか、大勢の観光客で厳島神社の入口は大行列。
廻廊をゆっくりと歩いて回ります。
床板の間に目透しという隙間があり、高潮の時に下から押しあがってくる海水の圧力を弱め、海水や雨水を海へ流す役目を果たしているといいますから、先人の知恵は偉大です。
五重塔と千畳閣が見えます。
本社火焼前(ひたさき)より88間の海面にそびえる朱塗りの大鳥居は、奈良の大仏とほぼ同じ高さの16m、重量は約60tで重要文化財に指定されています。
主柱は樹齢500~600年の クスノキの自然木で作られており、8代目にあたる現在の鳥居を建立するにあたっては、巨木探しに20年近い歳月を要したといいます。
また根元は海底に埋め られているわけではなく、松材の杭を打って地盤を強化し、箱型の島木の中に石を詰めて加重するなど、先人の知恵と工夫によって鳥居の重みだけで立っています。
国宝の本殿。
繊細かつ華麗な切妻両流造りで、正面には緑青塗りの引き違いの菱形の格子戸がはめられた本殿には、市杵島姫(いちきしまひめ)・湍津姫(たぎつひめ)・田心姫(たごりひめ)の宗像三女神が祭られています。
屋根に神社の定番とも言える千木と鰹木を持たず、桧皮葺の屋根に瓦を積んだ化粧棟のスタイルを取り入れ た寝殿造りならではの様式が特徴です。
現在の本殿は1571(元亀2)年、毛利元就によって改築されたものです。
本殿の手前は 平舞台(ひらぶたい)。
寝殿造りの庭にあたる部分で、広さは167.6坪(約553平方メートル)。
1176(安元2)年、平氏一門が社参して千僧供養が行われた際、社殿の前方に仮廊を設けたという記録があり、こうした仮廊が常設となったものともいわれます。
国内でも唯一の海に浮かぶ能舞台で、重要文化財に指定されている国内5つの能舞台のうちの1つでもあります。
この能舞台は海上にあるため通常は能舞台の床下に置かれる共鳴用の甕(かめ)がなく、足拍子の響きをよく するため舞台の床が一枚の板のようになっているのが特徴です。
厳島神社を後にして、紅葉谷公園に向かいます。
もう紅葉には遅かったようですが、少し見ることができました。
石段を登って、高台に建つ五重塔と千畳閣へ。
上からは、先ほどお参りした厳島神社の全景が見えます。
豊国神社は1587(天正15)年、豊臣秀吉が毎月一度千部経を読誦するため政僧・安国寺恵瓊に建立を命じた大経堂です。
島内では最も大きな建物で、畳857枚分の広さがあることから千畳閣と呼ばれてきました。
秀吉の急死によって工事が中止されたため、御神座の上以外は天井が張られておらず、板壁もない未完成のままの状態で現在に至っています。
高台から下りてきました。
潮が引き始めています。
鳥居の土台まではまだ潮が引いていません。
今日は大鳥居に触れるのは無理なようです。
海に目をやると、フェリーが四隻。
今日は大忙しです。
散歩して腹ごなしもできたので、宮島でのお目当てのお店に向かいます。
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