しかし15時からの支社各部署の納会回りでは、ビール、日本酒、ワインとちゃんぽんで17時半まで飲んでヘベレケです。
18時前に部員が帰ったのを見届けて私も帰宅。
地元の与力町にある角打ち西海酒販へ。
見知った顔がいました。
やっぱり落ち着く、楽しいお店。
会社で散々飲んできたので、今更ビールでもありません。
濃い目の角ハイボールにしました。
飲み友達の美女二人が現れました。
乾杯です。
ここに来ると日本酒を飲んでしまいます。
15時からしこたま飲んでいるのに、かなり危険。
紀伊國屋文左衛門のひやおろし。
出かけていたマスターがお店に戻ってきました。
厨房に顔を出し、転勤のご挨拶。
こんなに居心地のいい角打ちにもう来れないと思うと、残念でなりません。
アテを頼みましょう。
全品300円。
もちろんスガスペ。
しかも今日は、そのスガスペのネーミングの由来である、当のSさんが目の前にいらっしゃるのですから、尚更です。
たまご3個とウインナーを出し巻き用のフライパンで焼いて、胡椒とカレー粉で味を整えた当店の人気メニュー。
半熟の目玉焼きが3個。
しかも、これで300円なのです。
奥さんはお休みでしたが、ご主人には転勤のご挨拶が出来ました。
もう一軒、ご挨拶に回ることにします。
西海酒販から歩いて5分ほど。
東天満交差点近くにある大衆中華光 中央軒。
余りにも好き過ぎて、全メニュー制覇の目標を掲げたものの、10数種をクリアしたところで転勤となってしまいました。
とりあえずビールでリセット。
かなり酔っていたのでしょう。
天津飯、オムライスというまだクリア出来ていなかった両巨頭と餃子を一気に注文。
優しいお母さんもびっくりしていたかもしれません。
程よく焦げた玉子焼。
中華風オムライスともいえる天津飯。
東京の甘酸っぱいケチャップ味など食べられたものではありません。
天津飯は、誰が何と言っても塩ダレです。
付け合せもたまごスープ。
ようやく食べられたこの店の天津飯は期待通りの素晴らしい味。
塩ダレの加減も絶妙です。
餃子が出てきました。
ここは羽根つき。
焼き色も絶妙です。
酔いすぎて満腹中枢がおかしくなっているのか、いくらでも食べられます。
私は何度もこの店に足を運んでいますが、お客さんの注文を聞いていると、人気メニューの長崎ちゃんぽん、皿うどんに次ぐオーダー率と思われます。
出てきたオムライスは、洋食専門店にも引けをとらないビジュアルです。
濃い目のケチャップライスは、かなりのレベル。
薄焼き玉子とケチャップを絡めて。
どんどん食べ進みます。
ようやく半分ちょっと。
でも美味しいので、クリアできそうです。
こんなに食べたのは久しぶりですが、おそらく酩酊していて満腹中枢がおかしくなっていたのでしょう。
大好きなお店の気になるメニューを一気に二つクリアしました。
これで、この店に転勤のお別れをすることが出来ます。
小柄な優しいお母さんにお会計を払い、いつも以上に心を込めて
「ごちそうさま!」
と告げました。
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