今日は遅くなりました。
遠距離通勤の私は、新橋で軽く食べて帰ることにしました。
烏森口の改札前にあるかのや 新橋駅構内店。
好物のちくわ天に生卵をトッピング。
店内で食券を渡して蕎麦が出来るのを待ちます。
「そばですか、うどんですか」
「少々お待ちください」
というような事を言っているようですが、中国人女性店員の日本語はほとんど聞き取れません。
飲食店従業員の国際化はかなり進みました。
生卵は出汁をかける前に丼に投入しているのを見逃しませんでした。
最近最後に入れる店が多いのですが、あれはいただけません。
そもそも月見は固まらないものですが、生卵の上から熱い出汁をかけることによって、このような半熟状態が生み出されるのです。
外国人従業員に対してもきちんと教育がなされ、そしてそれが守られていることに好感を持ちました。
言葉が通じなくても、大事な事が出来ていればいいのです。
窓際のカウンター席に腰を据えて、一味を振りかけます。
この店は駅のスタンドそば屋ながらも椅子があるので座って食べることができます。
好物のちくわ天。
揚げ立てでなくても良いのです。
駅そばなのですから。
この店の蕎麦は自家製麺の五割。
コストと味のバランスが絶妙。
大阪で立ち食いといえばうどん。
蕎麦があってもうどん出汁との併用が多く、ミスマッチなこともしばしば。
久しぶりにしっかりと濃口の蕎麦出汁です。
生卵に箸を入れて卵黄を流出させます。
流出した黄身を蕎麦に絡めて。
たまご好きの私の至福の瞬間。
スタンドそば屋の残業メシも美味しく感じます。
本社転勤で、遠距離通勤と多忙が重なり、こんな食生活も増えるのだろうな、と予感する晩ご飯となりました。
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かのや 新橋駅構内店 （そば（蕎麦） / 新橋駅、汐留駅、内幸町駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.2
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