その前に同僚のOさんを誘ってランチへ。
「カツ喰いに行こう。共同通信の下の」
「いいですよ。でもなんでカツなんですか?」
「大事なプレゼンの前はカツに決まってるだろ!揚げ物以外あり得ないよ」
と言って連れてきたのはカツレツラート汐留店。
「あ、次長の大好きな玉子じゃないですか!」
と彼女が指差したその先にはスコッチエッグ。
今日のプレゼンはうまくいきそうです。
この店は汐留界隈のガッツリ系サラリーマンが行列をなすお店。
税込750円という驚きの低価格のチキンカツを筆頭に、野口英世でお釣りがくる価格設定は、デフレ脱却には程遠いサラリーマンのお財布の強い味方。
しかも、ご飯、キャベツ、味噌汁お代わり自由という豪快さ。
ドーンと出てきた日替わりのスコッチエッグ。
メンチカツに茹で卵が入った、素晴らしい料理。
イギリス発祥と言われていますが、いったい誰が考えたのでしょう。
ご飯はデフォルトはそれほど大盛りではありませんが、お代わり自由ですからこれでOK。
もっとも私は炭水化物ダイエット中ですから、ご飯はお代わりしません。
味噌汁もお代わり自由。
卓上には袋入りのドレッシングが複数取り揃えられ、お代わりしたキャベツの味付けを変えられるという、痒いところに手が届くサービス。
もちろんオン・ザ・ライスしかありません。
そして予定通り味噌汁はお代わり。
ご飯とキャベツのお代わりはセルフサービスになっていました。
大阪転勤前は、ホール係のお姉さんたちが嫌な顔ひとつせず、ガッツリ系サラリーマンの「すいませーん!お代わり」という声に機敏に反応したいたのですが、人件費のコスト増につながっていたことは間違いありません。
デフレと消費税増税という逆風の中、セルフサービスという大胆な発想で方針転換を図り、見事に人件費コストを顧客に転嫁したビジネスモデル。
ところが、このセルフサービスというシステムは、お腹いっぱい気兼ねなく食べたいガッツリ系サラリーマンにはむしろ好評と見ました。
皆さん、ホール係の女性を呼び止めるという、苦手な行為から解放され、嬉々として、マイペースでお代わりをしています。
自分で好きな分量を好きなタイミングで盛り付ける楽しさと幸せ。
私も、キャベツのお代わりを頂きました。
店を出ると、相変わらずの大行列。
「今日のプレゼンは勝てる」と思えた充実のランチでした。
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