成田空港から離陸する飛行機の下を走ります。
自宅から30キロ。
道の駅多古 あじさい館。
道の駅の裏を流れる栗山川に沿って、あじさいが植えられているのです。
川沿いに整備されたあじさい公園。
対岸に渡って、あじさいを眺めながらゆっくりと走ります。
芝生で寝っ転がって少し休んだ後、来た道を戻ります。
今日のランチは5年ぶりになる、大好きなTKGを食べさせてくれる九十九里ファーム たまご屋さんコッコ。
店内は新鮮な鶏卵を始めとした卵製品を中心に、地域の商品を売る産直のコーナーがあります。
厚焼き玉子も気になりますが、自転車では持って帰ることはできません。
当店オリジナルのたまごかけご飯専用醤油も売っています。
レジで食券を購入します。
もちろんたまごかけご飯。
13時でしたが、まだまだ混雑しています。
満席なのでしばらく待つ事になります。
税込360円。
食事は14時30分で終了。
15分ほど待って、席が空きました。
食券を持って、カウンターの渡し口に進みます。
そこには張り紙が。
白身を残す人がいるなんて私には信じられませんが、意外と多いのでしょうか。
大盛の丼ご飯、味噌汁、小鉢、そして山盛り食べ放題の生卵。
ブランド米の多古米。
味噌汁はかつては煮詰まっていたのですが、5年ぶりの訪問では、新しい具をお椀に入れて、そこに味噌汁を注ぐ方式に変わっていました。
これは味噌汁マニアの私も納得。
お代わりは必須です。
厚焼き玉子とお新香。
鶏ごぼう。
これをのせた丼ご飯もメニューあります。
山盛りの生卵が私を呼んでいます。
小鉢に一つ割ってみます。
美しい黄身の色。
盛り上がった白身。
完璧です。
三種類のTKG専用醤油。
どう組み立てるか、嬉しい悩みです。
粗めに溶いて1個目を投入します。
大盛りご飯の一部に拡散を留めます。
全体に浸透してしまうと、ご飯の味が変わってしまうからです。
小技ですが、実は重要なポイント。
厚焼き玉子をオン・ザ・ライス。
甘い味付けで、焦げ目もいい感じ。
大阪では無かった味が懐かしい。
続いて2個目を投入。
鶏ごぼうもオン・ザ・ライス。
ご飯の白い部分を残しつつ作戦を進めてきたのが奏功しました。
無事3個目。
先に投入した2個の残りに絡めるように、ザックリと粗く混ぜます。
そこへ刻み海苔を入れて、一気に掻き込みます。
ここでトレイを持ってカウンターへ戻り、再びご飯と味噌汁をお代わり。
「最初の三分の二くらいで」
とお願いしましたが、もっと入っています。
厚焼き玉子と鶏ごぼうのダブルオン・ザ・ライス。
今度は一気に2個割り入れます。
もちろん粗めの撹拌で。
白身が完全に残っているくらいが、また旨い。
そこへもう1個。
一膳目とは異なる怒涛の展開です。
刻み海苔とかつお節ものせて、ラストスパート。
寄り切りました。
完食です。
生卵は6個食べました。
お店に入っていた時から、必ず食べようと思っていたプリンを買いにレジに戻りました。
とことんたまご尽くしです。
しっかりたまごの味を感じるプリン。
濃厚で、歯応えすら感じる食感です。
底から出てきたカラメル。
仄かな苦味が、甘いプリンとの相性も抜群。
大満足のランチとなりましたが、さすがに調子にのって食べ過ぎました。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という座右の銘を忘れさせるほど魅力的なTKG。
自宅に向かってペダルを漕ぎ始めましたが、胃が圧迫されて思うように脚が回りません。
帰りは苦労しそうです。
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