犬吠埼はあいにくの曇天で、海も鈍色。
元鉄ちゃんの私としては、銚子電鉄の終着駅である外川駅は立ち寄らないわけにはいきません。
なんとものどかな風景です。
断崖絶壁の屏風ヶ浦の上を走る県道286号線、通称「銚子ドーバーライン」を快走します。
九十九里浜の北端にあたる旭市飯岡にあるつちや食堂に着きました。
今日のランチは、サーファー御用達のこのお店。
15時閉店。
14時半がラストオーダーですが、なんとか14時に辿り着きました。
海の家的な大衆食堂ですが、魚はもちろん何でも安くておいしいと評判です。
暖簾をくぐると、そこはまさに田舎食堂。
コンクリの床にテーブル席と小上がり。
ビニールのテーブルクロス。
14時とはいえ、賑わっています。
メニューはまさに食堂のそれ。
お値段もリーズナブル。
昼間しか営業しないのにアルコールメニューが豊富なのは、昼から一杯飲む海水浴やサーフィンのお客さんが多いからでしょう。
人気のサーファー定食はかなりボリュームがあると評判ですが、私のお目当ては魚。
「孤独のグルメ」の井之頭五郎も堪能した刺身定食を食べようと決めてきたのです。
「1人前 好きな魚2種類まで選べます」
とあります。
店員さんに聞くと、サンマなめろうも対象とか。
これは悩ましい。
「追加料金を払いますから」
と、メニューに無い3種盛りにしてもらいました。
刺身定食1,200円。
サンマなめろう、イカ、サンマ刺身の3種類。
房総の名物、なめろう。
艶のあるイカは鮮度の良さが伝わってきます。
旬のサンマ刺身も文句無しのビジュアル。
ご飯は大盛ですが、お刺身が多いので足りないかもしれません。
ライスコントロールが肝要です。
お吸い物。
冷奴。
お新香。
刺身はオン・ザ・ライスと相場が決まっています。
さすが本場のなめろうは、たたき具合も味付けも絶妙。
味噌、しょうが、ねぎの風味と粘りがご飯に合います。
サンマも脂がのって実に旨い。
食堂でこのレベル。
大満足です。
やはり刺身が多くて最後はご飯が足りなくなりました。
嬉しい悲鳴です。
隣のテーブルでは、私とあまり年の変わらない中年サーファーたちが、刺身や揚げ物をツマミにビールを飲んでいます。
実に羨ましいですが、私は我慢。
ボリュームも味も納得の刺身定食は、観光地レストランよりも遥かに安いお会計。
既に暖簾が片付けられた店を出て、バイクに跨がりました。
つちや食堂 (定食・食堂 / 飯岡駅、倉橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
食後に近くの高台にある飯岡灯台に来ました。
展望台から見える太平洋。
展望台から見える太平洋。
眼下には飯岡漁港。
久しぶりのツーリングはリラックスできた楽しい時間でした。
そろそろ帰ることにします。
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つちや食堂 (定食・食堂 / 飯岡駅、倉橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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