もう閉店でしょうか。
中を除くと、手招きしてくれました。
まだ入れるようです。
こんな時間ですから、あるものは限られています。
「何がありますか?」
「煮込みはもう終わったよ。ガツとレバとシロ。あとは大根」
と相変わらず二代目の伝法な接客。
でも、それがこの町の、そしてこの店の良さでもあります。
「梅割りでいい?」
「はい。それと大根をお酢かけで生姜のっけて。それからレバとシロをタレで」
最初の難関であるオーダーを無事に済ませ、ホッと一息。
瞬く間に一升瓶と梅エキスを持って再び私の前に現れた二代目は、曲芸のように一升瓶から焼酎を注ぎます。
日本酒のようにしっかりと溢してくれるのが嬉しい。
大根のお新香がまず出てきました。
レバタレとシロタレも。
懐かしい立石の名店に二年ぶりの訪問です。
焦げ目がまた旨そう。
焼酎が少し減ったところで、皿に溢れた焼酎をコップに戻します。
レバの焼き加減も絶妙です。
昔は生でも頼めたのが残念でなりません。
シロはよく焼きで頼めば良かったと後悔。
シロはカリカリな方が好きなのです。
梅割りをもう一杯。
もう閉店となり、後から来たお客さんは断っています。
この店に空席が出来るのはこの時間だけ。
お会計は1,000円。
ちょっとホッピーが飲みたくなりました。
河岸を変えて、北口へ行ってみます。
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