だったら、と連れてきたのは再開発が一段と進む桜田通りそばの割烹美村。
周囲のビルは取り壊され、防護ネットに囲まれた昭和な雑居ビルの一階。
日比谷線の新駅建設や森ビル再開発などで劇的な変化が進行中のこのエリアに、時間が止まったようなお店がぽっかりと存在しています。
12時前ですが、すでに行列。
10分ほど待って案内されました。
カウンターには焼き置きの魚が並んでいます。
そもそも魚の仕入れが良く、焼き置きの加減も仕上げの焼き加減も絶妙なので、それでも十分旨いのです。
ホールを仕切る優しいお母さんが、基本のセットを置いてくれます。
小鉢は生卵、納豆、冷奴から一つ選べますが、私は生卵に納豆を追加オーダー。
漬物も何気に美味しい。
味噌汁が出てくると、魚が用意できた印。
するとお母さんがご飯をよそって持ってきます。
しかし、例によってこのエリア共通の虎ノ門盛り。
多すぎるので、少なくしてもらいました。
私が頼んだのはかれいの煮付け。
少なくしてもらったご飯も到着。
生卵を割り、準備も整いました。
煮魚定食の完成です。
もちろん魚料理はオン・ザ・ライス。
子持ちカレイでした。
ちょうどハラミの部分だったので、たっぷりの子が嬉しい。
これも、もちろんオン・ザ・ライス。
ご飯が程よく減ったところで、生卵をイン。
NTKG(納豆卵かけご飯)です。
実に満足度の高い店。
再開発で閉店などということにならないよう、切に願います。
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