鶯谷といえば、大人のワンダーランド。
JRの北口を出て言問通りを渡ります。
猥雑な雰囲気は一変し、閑静な住宅街。
そこに今日一軒目のお店があります。
実に味わい深い昭和居酒屋の佇まい。
昭和居酒屋好きには知られた名店鍵屋。
4名だと予約が出来るのです。
時間が止まったような昭和の雰囲気。
この店では、私などまだ洟垂れの若造かもしれません。
私が一番乗り。
突き出しが用意されました。
煮豆。
実にシンプル。
メニューをつらつらと眺めます。
といっても、品数が豊富なわけではありません。
値段以外は何十年と変わっていないのでしょう。
ようやく面子が到着しました。
S君、Tさん、そして金曜日も一緒だったI君です。
まずはビールで乾杯。
もちろん当店は瓶。
サッポロの赤星が嬉しい。
ここに来ると頼むものが決まっています。
それはそれでこの店での飲み方。
とり皮やき。
煮奴。
湯豆腐とも冷奴とも異なる独自の料理です。
濃いめの出汁に酒も進みます。
冷酒に切り替え。
再び乾杯です。
櫻正宗のグラスがいい味を出しています。
とり皮なべ。
とりもつなべ。
うなぎくりからやき。
蒲焼を作るときに出る切れ端を串に巻き付けたもの。
不動明王の化身、倶利迦羅龍王が剣に巻き付く姿に似ていることが由来だとか。
今度は熱燗。
辛口を頼みました。
合鴨塩やき。
手の込んだ料理はありませんが、どれも素朴に美味しく、そして酒に合います。
昭和居酒屋の名店でエンジンも暖まりました。
ここからは、いよいよ鶯谷のディープサイドに河岸を変えて、更に居酒屋をハシゴします。
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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