京急蒲田駅西口の呑川沿いに広がる飲み屋街に向かいます。
呑川といえば、シン・ゴジラ蒲田くんが遡上したことで一躍全国区となった場所。
昭和なスナックが軒を連ねる絶滅危惧種的な通りを歩きます。
その中の一軒、大衆酒場 もつやき にこみ権兵衛。
この店は酒場放浪記で知り、ブックマークしてあったリザーブ店。
思いの外混み合う蒲田のフライデーナイトで、数少ない私の手札です。
カウンターとテーブル席。
お母さんと姉妹の女性三人で切り盛りする店。
初訪問ですが、デジャブなのはテレビで見たせいでしょう。
メニューは典型的なもつ焼き屋のそれ。
ホワイトボードにはその日のオススメもあるようです。
私はもちろんホッピー。
本日4度目の乾杯です。
お母さんが「フワ(肺)ですよ」と言いながら出してくれた突き出しの煮込み。
希少部位だけに、これは嬉しい。
外せない煮込み。
ウインナー炒め。
「赤かったら良かったね」
と一同意見が一致。
かなり満腹でしたが、焼き物を頼みました。
カシラとタンを塩で。
シロはタレで。
たまご好きの私の希望で卵焼き。
焦げ具合がいい感じです。
テーブルのレイアウトが微妙なため、向かいとのディスタンスが居酒屋らしからぬ距離感。
卵焼きはネギがたっぷり入って、シャキシャキした食感がいい。
もちろんナカをお代わり。
店内は明らかに常連さんのみ。
姉妹はそんな常連さんの横で会話のお相手。
その接客はまるでスナックのようですが、仕事ではなく単に中が良いからでしょう。
I君とKさんも会話が弾むようになり、本日のオフ会はその目的を達したようです。
「もう一軒行こうよ」
と私が二人を促し、アジア人お姉さんたちの猛烈な客引きをかわしながら、JR蒲田駅へと戻りました。
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