旨いうなぎと天ぷらをお値打ちで提供する大衆店。
一階ではお弁当を売っていて、これは更にお値打ちです。
暖簾を潜り、階段を上がって二階へ。
大衆店とはいえ、雰囲気は落ち着いています。
1,000円オーバーはサラリーマンランチとしては贅沢ですが、味と量を考えればお値打ちだと私は思っています。
今日は、以前他のお客さんが食べていて気になっていた巨大な活あなご天丼にチャレンジすることにしました。
最初にお新香が出てきます。
皆で雑談しているうちに、まず私の活あなご天丼が出てきました。
丼、といってもお重に入っています。
長方形のお重にさえ収まりきらない巨大な穴子が丸ごと二尾。
全体の三分の一が、はみ出しています。
胡麻油のいい香り。
期待が高まります。
味噌汁は嬉しい赤だし。
天ぷらにはこれしかありません。
なんともフォトジェニック。
肉厚の穴子を箸で割いて頂きます。
胡麻油を纏ったサクサクの衣、濃い目のタレ。
いかにも江戸前の味。
ご飯は虎ノ門にしては普通の量。
というよりも、穴子が巨大過ぎて相対的に少なく見えるだけかもしれません。
どうペース配分しても穴子が余るトップヘビーなバランスです。
細心の注意を払いライスコントロールを試みますが、それでもこの有様。
しかも、かなりの胃部膨満感。
昨日の中華料理元華に野菜ウマニライスに続き、大変なランチとなりました。
食後のフルーツ。
満腹を通り越して、苦しい。
なんとか寄り切りましたが、午後の仕事に支障が出そうなほどのボリュームと脂。
それでも、これを食べ切れた自分は、まだ若いなと妙な自信を持ちました。
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