しかし、せっかく神田に来たので私はかねてから来たかった台湾ラーメンで有名な味仙の東京支店に行くことにしました。
同行するのはI君とS君の二人。
郭 政良 味仙 東京神田店。
新入社員の配属先が名古屋だった私は、いわゆる「名古屋めし」が結構好き。
味仙の台湾ラーメンも、私のソウルフードの一つです。
若かりし頃、栄で散々飲んだ挙句、今池の味仙に行って飲み直してから台湾ラーメンで締めた、という思い出が何度もあります。
入口で食券を購入します。
味仙の台湾ラーメンは、昨年夏に名古屋の矢場店で食べて以来、半年ぶり。
名古屋では680円の台湾ラーメンですが、ここでは800円。
東京の物価高もいかがなものでしょうか。
時計は22時半を回っています。
ラストオーダーまで後一時間。
壁面には台湾ラーメンの出自に関する説明が大きく書かれています。
もちろん私は名古屋暮らしの経験があるので、台湾ラーメンの謂れは知っていましたが、同僚のI君は知らなかったらしく、本当に台湾ラーメンとはこういうものだと思っていたようです。
一品は名古屋の店のようなラインナップはありませんが、定番の手羽先や腸詰、あさり炒めなどは押さえられています。
「やっぱり飲もう」
という当然の帰結。
ブラックニッカハイボール。
缶と氷入りのグラスが渡されます。
本日四度目の乾杯です。
なんとS君は、ここに来てニンニクチャーハンを。
もちろんI君と私は台湾ラーメン。
麺の上にのったミンチから顔を出す唐辛子が凶暴な牙を剥いています。
ニラともやしも台湾ラーメンの構成要素。
まずは挽肉とスープを一口。
半年前に名古屋で食べた台湾ラーメンよりも、遥かに辛いのに驚きます。
しっかりと混ぜて、麺を啜ります。
酔いも醒める刺激。
生ニンニクも顔を覗かせます。
これは明日、かなり息が臭くなるかも。
口の中はヒーヒーですが、やっぱり酒の後の締めには抜群に合う。
細かい唐辛子が次から次へと麺に纏わりつきます。
なんとか寄り切りましたが、もちろん完飲は無理。
最後の最後でかなりハードなハシゴ酒となった今日の会ですが、それよりも胃袋が尋常では無いほどパンパンです。
炭水化物ダイエット、などと言っている自分は本当に嘘つきです。
郭 政良 味仙 東京神田店 (台湾料理 / 神田駅、淡路町駅、小川町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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