九州じゃんがら 日本橋店。
20年前、10年前はここ日本橋店も含め、銀座店、秋葉原店などに足繁く通いました。
当時は今ほど個性的なラーメン店は少なく、そんな中では私の好みにハマったお店。
豚骨ラーメン店も、当時は都内には今ほどはなく、じゃんがらの替え玉や豊富なトッピングシステムが私好みでした。
今では、こんな店舗毎の独自サービスもあるようです。
そして、意外と高くなるのも昔のまま。
このカウンターに座るのも6年ぶり。
日本橋店は、夜は空いているのが狙い目で、よく通ったものです。
程なく出てきたぼんしゃん。
半熟味玉子ときくらげをトッピングしました。
この店はフルラインナップが食べられるのですが、私は濃厚なぼんしゃんが一番好き。
久しぶりのご対面。
まずはスープをひと口。
クリーミーで濃厚なとんこつスープですが、さほど強い動物臭があるわけではありません。
本場の個性的なお店に比べれば物足りないと思う人も多いかもしれませんが、この味で東京の人に豚骨ラーメンを知らしめた功績はあると思います。
トッピングはわたし的には定番のきくらげ。
一気にオンします。
チャーシュー。
全部入りの角肉とは異なります。
博多ラーメンらしい細麺を啜ります。
この感覚も久しぶり。
啜ってから、固めで頼むのを忘れていたことを思い出しました。
あんなに食べたのに、作法を忘れていたのです。
実はじゃんがらで半熟煮玉子を食べるのは初めて。
じゃんがらといえば、玉子は固茹でだったのですが、これも時代の流れでしょうか。
黄身までしっかりと味が滲みています。
ここで、また忘れていた作法を思い出しました。
あたりごまです。
慌ててあたりごまを振り、麺を啜ります。
いろんなことを忘れている自分が、なんだか妙に可笑しく感じます。
食べ過ぎかな、とは思いましたが、ここに来て替え玉を頼まないわけにはいきません。
追加は現金で支払い。
トータルで1,000円超え。
今度はきちんとバリカタで頼みました。
替え玉用のたれを少し垂らします。
やっぱり麺は固いに限ります。
と、ここでまた忘れていた作法。
生ニンニクを投入します。
今日はどうもいけません。
麺が出てくる前にからし高菜をつまむ作法も忘れていました。
麺を食べ終わった後にスープに紅しょうがを投入。
間違えずに覚えていた作法はこれだけでした。
作法はさて置き、味は満足な一杯を終えて店を出ました。
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