2017年6月23日金曜日

大阪の懐かしい大好きな店を巡る⑦ 一年半ぶりの南扇町「旬味ひげ」は、やっぱり美味しく、そして温かい店

夕方に堂島にある関西支社に顔を出し、挨拶回り。
今回大阪で飲めるのは二晩。
悩んだ末に来たのは南扇町の旬味ひげ


堂島からの帰り道、会社を出て歩きながら予約の電話を入れ、15分後には暖簾を潜ってカウンターに座っている、というアフター5が大好きでした。


今日もカウンター席。
賑やかなお店ですが、カウンターに居合わせる常連さんたちとマスターご夫妻の会話を聞いているだけでも、一日の疲れが癒やされるのです。


昔と同じように、今日のオススメからチョイスを検討。


メニューはママの筆文字。
読みやすく、そして美味しそうに見えるから不思議。


本まぐろ造りを頼みます。
ハーフサイズでも作ってくれるのが、ひとり酒の身にはありがたかったのも、足繁く通った理由の一つ。


ゆっくりと始めましょう。


陽気なマスターは、カウンターの向こうで軽口を叩いていますが、仕入れの目利きと調理の腕は間違いありません。


岩ガキポンズがありました。
徳島産。
もちろん大好物なので注文。


「食べやすく切りましょうか?3つくらい?」
と痒いところに手が届く気配り。


楽しかった大阪赴任時代を思い出しながら、岩ガキを口に運びます。
しみじみと旨い。


ボトルはもうありませんので、いつも飲んでいた赤霧島のロックをグラスでもらいました。


何かさっぱりと軽いものを、と目に止まったのが香川産の生もずく酢
山芋がかかっています。


もちもち春雨とゴーヤのサラダ


赤霧島をもう一杯。
私のお隣にはパパさん、ママさんと皆に慕われる超常連のお客さん。
自然と会話がクロスするのも、マスターご夫妻がカウンターのお客さんたちとの会話を上手にブリッジするからです。


そろそろお腹も膨れました。
ここに来たら外せないアイテムに取り掛かります。
一つはひげママカレー


野菜たっぷりのキーマ風カレー。


クラッカーにのせて。
なかなかにスパイシーなのです。


もう一品は鴨吸い
大阪にいる間、一体何杯飲んだことでしょう。
ミニサイズで作ってくれました。


一味を振って。


鴨出汁の深みが滋味豊か。
酒と料理で疲れ気味の胃を、最後に癒やしてくれる素晴らしい締め。
もちろん私の大好物の玉子もたっぷりフワフワ。


一年半前にこの店に最後に来たときは
「もう二度と来れないかもしれない」
と切ない気持ちで胸が一杯になりましたが、今日は
「また来れるだろう」
と思えるようになっていました。




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旬味ひげ居酒屋 / 南森町駅扇町駅大阪天満宮駅
 
夜総合点★★★☆☆ 3.5


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