晩ご飯を食べて帰ろうと、ブックマークから引っ張り出したのはそば 俺のだし GINZA5。
有楽町のGINZA5地下の飲食店街に入っています。
この店は、港屋系。
虎ノ門の港屋が始めたラー油やごま、生卵などで食する肉そばを模した店があちこちに出来、ラーメン界の二郎系の如く、そば界の港屋系とでもいうべきジャンルが確立した感があります。
とはいえ、「俺の」シリーズの店だけにオリジナリティもあります。
そばの種類も豊富で、立ち飲み屋としても営業しています。
入口で食券を購入。
デフォルトの肉そばを冷つけでオーダー。
「そばつゆにラー油を入れてもいいですか?」
と聞かれます。
もちろんOK。
トレイを持ってカウンターに並び、そばを受け取ります。
生卵はそば1品に1個。
生卵取り放題のなぜ蕎麦にラー油を入れるのか。は別として、かつて取り放題だった港屋も最近は1個限定です。
冷つけ肉そば普通盛。
想像通り、というよりも想像以上のボリュームです。
果たして食べられるのか、という不安が脳裏をよぎります。
卓上の天かすは取り放題。
天かすとはいいながら、かすではなく、きちんと作られた粒ぞろい。
たっぷりとかけて。
生卵をそばつゆに入れます。
準備が整いました。
刻み海苔の下には大量の茹で肉。
胡麻がたっぷりかかっています。
その肉の下には、更に大量のネギ。
まずは麺を啜ります。
田舎風のしっかりとした蕎麦。
生卵はまだ割らずにディップ。
ラー油と蕎麦が合うというのは、山葵と蕎麦の相性以来の発見。
卵に箸を入れ、粗目に攪拌します。
今度は天かすもしっかりと絡めて。
これは旨い。
更にネギや肉も含めて一気に食します。
かなり食べた気がしますが、まだ半分。
もうお腹は満腹信号が点滅です。
最後の一回。
もうお腹ははち切れそうです。
大盛りにしたら大変なことになっていました。
締めはもちろん蕎麦湯。
卓上のポットから。
完食完飲です。
そばの食べ方としては邪道と言う意見もありますが、私はこれも有りだと思っています。
ラーメン界に二郎があるように、そば界にも、美味しければいろんな食べ方があっていいのではないでしょうか。
私の親の郷里の名物料理である瓦そばも、異端かもしれませんが、実に美味しいです。
外はまだ暑いですが、東京駅まで歩くことにします。
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