恵みの雨と言うにはかなり激しい雨でした。
梅雨が明けてからの方が雨が多い気がします。
そんな雨の中、京橋駅で途中下車して立ち寄ったのは、マイブームの立ち食い蕎麦屋京橋 恵み屋。
まずはカウンターでドリンクとつまみを注文します。
前金制。
ホッピーがあるのがお気に入りの理由の一つ。
白にしました。
ナカが多いのも、もう一つの理由。
カウンターに身体を預け、グイっとジョッキを呷ります。
つまみは赤ウインナー。
切り目を入れて、カリッと炒めてあります。
赤ウインナーは下町居酒屋好きの私のお気に入りのアイテム。
これも理由の一つ。
ケチャップに浸けて。
たちまちナカをお替わりして二杯目です。
ナカが多いので、ホッピー一本で三杯はいけそうです。
この店は実にロックな店でもあります。
おそらく私と同年代と思われる店主の趣味は60年代から70年代を中心にしたロックやR&B。
店内のCDコレクションや、飾られたギター、モニターから流れる映像などから、それがわかります。
これも、お気に入りの理由。
居酒屋メニューが出されました。
ホッピーをもう一杯飲みたいものの、締めのそばが大盛りなので、あまりボリュームのあるものは避けた方が良いでしょう。
野菜ものがありました。
料理が悉く旨いのも、お気に入りの理由。
とうとうナカも三杯目。
そして、この濃度です。
締めの蕎麦を頼みましょう。
今日はダッタン、更科、田舎とも売り切れ。
恵み蕎麦という基本の十割そばのみでした。
蕎麦だけはテーブルまでマスターが持って来てくれます。
このボリューム。
そしてとても美味しい十割そばが500円。
しかも飲んだ流れで締めそばまで。
これが最後のお気に入りの理由。
50円追加で生卵も付けました。
少し残ったホッピーを舐めながら、旨い十割そばを啜ることにします。
薬味と生卵を投入。
頂きます。
蕎麦好きの私は、ワンコインでお腹一杯美味しい蕎麦が食べられるのが幸せ。
まずは一口。
のど越しの良いキリっと締まった蕎麦が、濃いめのそばつゆを纏って胃に流れ込んでいくのがわかります。
ここで卵黄に箸を入れます。
これに蕎麦を絡ませて。
卵の甘みとそばつゆの辛味が蕎麦の風味と混じり合って、素晴らしいコラボ。
並盛りでもこの辺りで苦しくなってきます。
まだこの店で大盛りは未体験ですが、一度チャレンジしてみたいもの。
もちろん締めの蕎麦湯も欠かせません。
いい味が出ています。
しかも美味しいとくれば、尚のこと。
八重洲からバスで帰る私が、これからも度々お世話になるであろう、時間調整にもぴったりなお店です。
そう言えば、それもお気に入りの理由でした。
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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