2017年12月10日日曜日

美味しい鰻を目当てに成田空港近くの「うなぎ新川 本店」までサイクリング。お重から一尾半の鰻があふれる新川重2,500円に大満足

今日は朝冷え込みましたが、いい天気になりました。
かねてから評判を聞いていた成田空港近くのうなぎ新川 本店に愛車キャノンデールのハンドルを向けました。


広い敷地に工場のような大きな建物と、小さな建物が建っています。


天井の高い大きな建物は鰻の捌き場。


小さな建物がお目当てのうなぎ屋さん。
実はこの店は昔鰻願亭といううなぎ屋さんがあったところ。
居抜きで経営が変わったのでしょう。
この新川も鰻の卸なので、鮮度が良く価格が安い仕入直売。
既に開店に合わせて鰻を焼いているのか、煙がもくもくと出ています。


看板は営業中となっていますが、まだ開店の11時には20分ほどあります。


しかし入口には「満席」という衝撃の看板。
予約をしていない私は焦ります。


心配になって店内へ。
暖簾はまだ内側に掛けられたまま。


案の定、店員さんから予約の有無を聞かれます。
無いと答えると、早くて12時半だと言われます。
今から1時間以上待たなければなりませんが、せっかく走って来たので待つことにしました。


とりあえず愛車を止めます。


すると店内の女性店員さん二人の会話が聞こえてきました。
「かわいそうですよね」
私が自転車で走って食べに来たのは一目瞭然。
「どうぞ中にお入りください。11時の回で召し上がってください」
とありがたいお言葉を頂き、慌てて注文します。
もちろん今日は一番高い新川重と決めてきました。
一尾半のうなぎが2,500円という破格。


新川焼きの新川丼というのもあるようです。
生から蒸さずに焼くというのは、いわゆる関西風の直焼きです。
名古屋のひつまぶしもこの方式。
大阪出身の私は、次回是非試してみたいと思いました。


11時から既に予約は一杯で、狭い店はたちまち満席です。
私は3人連れのお客さんと相席でちょっと申し訳ないと思いましたが、他のテーブルでも相席になっていたので、ちょっと安堵。
セルフサービスのお茶を入れて、待つことしばし。


英語と中国語の説明書きがありました。
成田空港から近いせいか、インバウンドの観光客が訪れるのでしょう。


11時5分前に私の前に新川重が運ばれてきました。


一尾半は、さすがに感動の大きさ。
鰻のタレの甘い香りが鼻をくすぐります。
よく見ると、1.5尾ではなく1.75尾。


お重からはみ出しています。
これで2,500円という現実を目の当たりにして、私のボルテージは上がります。


お吸い物は嬉しい肝吸い。


お新香にも手抜きはありません。


山椒を振って、いただきます。


明らかにご飯よりも鰻が多い逆転現象。


こんなにたくさん鰻があるのですから、大胆にカットして、一気に頬張ります。
これは旨い!


ワシワシと豪快に食べ進みます。


脂ののった鰻は、ふっくらと焼き上がっています。


肝もしっかり大きい。


相当食べましたが、まだ半身あります。


ライスコントロールに苦労しつつも、無事食べ終わりました。
満腹、そして大満足です。


30分一回転のシフトになっているようです。
鰻を見越しで焼くのでお客さんの店内での待ち時間が無い仕組み。
予約でいっぱい店だから為せる技。
帰りに店員さんに、予約なしの私を割り込ませてくれたお礼を伝えました。
「今度は予約されるといいですよ」
大満足のランチ。
20キロ以上自転車を漕いで来た甲斐がありました。

帰りに成田空港そばの成田市さくらの山公園に立ち寄り、空男・空美に交じって、離陸する飛行機を眺めてから帰路につきました。





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