そこに思わぬトラップがありました。
そば処 かめや 新橋店。
元祖天玉そば。
本当に元祖なのかはさておき、名物でもあり、好物でもあります。
お客さんはいませんが、まだ20時。
この後混んでくるでしょう。
カウンターで注文し、すぐに出てくるのが立ち食いの良いところ。
時間が無い時でも、小腹を満たすことが出来ます。
お会計を済ませて、カウンターへ。
唐辛子を振って、いただきます。
かき揚げを脇に寄せて、蕎麦を手繰ります。
かき揚げはしっかりと分厚く、具沢山。
もちろんお店で揚げています。
かき揚げが汁を吸って、次第に崩れていきます。
天ぷらが柔らかくなるにつれ、つゆが脂っこくなっていきます。
この変化が天ぷらそばの醍醐味。
玉子に箸を割り入れます。
この店は温泉玉子と生卵のチョイスができますが、今日は温玉にしました。
温玉は生卵と違って一気に黄身が流出しないので、つゆの味が変化しにくいというメリットがあります。
一方で生卵の方が黄身の甘みを感じることができるので、その日の気分次第。
いずれにしてもたまご好きの私にとって、汁物とたまごは常にセットです。
最後は天ぷらとたまごがつゆに混濁します。
ズルっといきたいところですが、この店のつゆは濃いのです。
塩分摂り過ぎになってしまうので、飲み干すことは控えます。
もつ焼きで満たされなかった小腹を5分で満たし、新橋駅へ。
天玉そばで締めるか締めないかで700キロカロリーは違ったでしょう。
わかってはいるのですが、意志の弱さが表れた一杯でした。
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